夕方5時ですとっておき関西

夕方5時ですとっておき関西

「夕方5時ですとっておき関西」は、2000年4月から2003年3月まで、NHK大阪放送局で放送されていたローカルワイド番組です。番組は、以前に放送されていた「夕方5時です千客万来」を受け継いでスタートしましたが、時期によって放送内容や出演者が異なるため、前期と後期に分けて説明します。

前期（2000年4月 - 2001年3月）

この期間中の番組は、平日の17時05分から18時まで放送され、祝日や大相撲、高校野球、国会開催時には放送が休止されていました。司会は、大阪放送局のアナウンサー寺谷一紀とタレント武内由紀子が担当し、引き続き「千客万来」のスタイルを踏襲しました。

金曜日に生中継がなくなり、全曜日を通じて大阪放送局の特設スタジオからの公開生放送となりました。この時期は、生活情報を中心とした構成が特徴で、料理や園芸、視聴者からの投稿ビデオを紹介するコーナーも設けられていました。トークコーナーは月曜日に設定され、各局からの地域情報やニュース、気象情報を伝えるセグメントも継続されました。

後期（2001年4月 - 2003年3月）

後期の番組は、平日17時05分から17時45分まで放送され、祝日や特別な行事の際には放送を休止していました。司会は、大阪放送局のアナウンサー佐藤誠が担当し、2002年3月までは武内由紀子が続投、その後は藤村真知子が引き継ぎました。

この期間では、2001年11月に大阪放送局が新局舎に移転したことに伴い、BKプラザスタジオからの放送に切り替わりました。前期と同様、料理や園芸といった生活情報のコーナーが設けられる中、視聴者参加のクイズコーナーも追加されました。また、新たに設けられた「新庄・イチローコーナー」では、メジャーリーグの情報を紹介しました。

各局からの地域情報は引き続き放送されましたが、ニュースや気象情報は「ニュースかんさい発」に統合され、番組内でのコーナーとしては消えました。

後の展開

本番組の後を受けたのは「4時です 上方倶楽部」とされておりますが、その内容の一部は「ぐるっと関西おひるまえ」にも引き継がれています。このように、夕方の時間帯における地域に密着した情報番組として、大阪の視聴者に親しまれてきたことが伺えます。

番組が提供した情報や、生活に役立つコーナーは、今も多くの人々の記憶に残っています。

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