外岡真徳

外岡 真徳（とのおか まさのり）

外岡真徳は、日本の男性空手家及び総合格闘家として知られ、1973年5月25日に生まれました。彼は全真空手道連盟の全真会館に所属しており、空手の段位は五段に達しています。真徳は、数多くの大会で優れた成績を収めており、そのキャリアは空手だけでなく、キックボクシングと総合格闘技の分野にも広がっています。

来歴

彼の競技人生は、1995年に始まります。特に、1995年10月に開催されたカラテワールドカップ '95での出場が注目されましたが、3回戦で韓国の金泰泳に判定負けを喫しました。その後、2000年の第2回ウェイト制オープントーナメント全日本空手道選手権大会（中量級）で村尾健司を破り、優勝を果たし、彼の名は空手界に定着しました。

2001年には、同大会の軽重量級で準優勝となり、特別賞も受賞します。翌年の2002年には再び軽重量級で優勝し、2階級制覇を達成。2004年には重量級の全日本空手道選手権大会で今度は準決勝で敗北しながらも、3位入賞と好成績を収めました。

同年の9月には重量級で再度準優勝。2005年にはキックボクシングルールで初挑戦し、未だにその試合を忘れることはできません。流石に経験豊富な相手であった悠羽輝に撃たれ、3回目のラウンドで判定負けしましたが、その挑戦は彼の成長につながりました。

以降も、2005年と2006年に重量級で優勝を果たし、3階級制覇を達成しました。最も顕著な勝利の一つは、2006年9月のオープントーナメントにおける沢田秀男に対する勝利です。2007年、彼は2度目の準優勝を迎えますが、さらにキャリアを広げる意欲は衰えることなく続きました。

総合格闘技とその後

2007年にはついに総合格闘技の舞台に挑む決断をし、HERO'S KOREA 2007でRYOと対戦。結果としてTKO負けを喫してしまいましたが、他の選手との試合を通じて自らのスキルを磨く貴重な経験となったことでしょう。次の年は、DEEPという団体での試合で右ストレート一発でのKO勝ちを収め、復活を印象づけました。

2008年にはDREAMに初めて参戦し、秋山成勲との試合を行いますが、腕ひしぎ十字固めで敗れてしまいました。しかし、この試合を経て、彼はさらに多くの試合で成果を収める準備が整いました。

2009年には、オープントーナメント全日本空手道選手権大会で優勝し、最優秀選手賞を受賞しました。真徳は全身全霊をかけてトレーニングを重ね、さらなる高みを目指す意気込みを見せています。

戦績

外岡真徳は、数多くの空手道選手権で優れた成績を残しており、特に以下のようなタイトルを獲得しています：

• - 中量級：優勝（2000年）
• - 軽重量級：準優勝（2001年）
• - 軽重量級：優勝（2002年）
• - 重量級：準優勝（2004年）
• - 重量級：優勝（2005年・2006年・2008年・2009年）

このように、彼は空手界に多大な影響を与え続けており、今後の動向も意識される選手であると言えるでしょう。

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