多田大輔

多田 大輔 (ただ だいすけ)のプロフィール

多田大輔は1996年5月25日に徳島県徳島市応神町で生まれた元プロ野球選手（捕手）です。野球に対する情熱を早くから持ち、小学校の頃からスポーツ活動を始めました。少年野球では、小学校卒業後、徳島市応神中学校の軟式野球部に入部し、そこで県大会で準優勝を果たします。

学生時代の成績とスカウトの関心

彼は徳島県立鳴門渦潮高等学校の1期生として進学し、野球部で活動を続けます。3年生の時には、春の県大会の決勝でランナーを3回牽制し、さらに盗塁で2回アウトにするという特筆すべきパフォーマンスを見せ、スカウトたちの関心を集めました。この活躍が、彼のプロ入りへの道を開くきっかけとなったのです。

2014年のプロ野球ドラフトでは、広島東洋カープから7位で指名を受け、契約金2,500万円、年俸450万円で仮契約を結びました。

プロキャリアと戦力外通告

プロ選手としての多田は、2015年から2017年まで広島東洋カープに所属しましたが、一軍出場は果たせず、2017年に球団から戦力外通告を受けることになりました。この時期、多田はプレー機会の拡大を求め、社会人野球へとキャリアを移行します。

社会人野球と結婚

2018年には富山の社会人野球クラブ、バンディッツベースボールクラブで活動し、同年7月にはTwitterで結婚を報告しました。この年、彼は住吉姓でプレーし、その後、広島県東広島市の伯和ビクトリーズに所属。2019年には自身のTwitterで引退を表明し、その後はオールハウス株式会社で働くことになります。

2022年にはソフトボールチーム「ブービーズ」に参加し、広島県予選での優勝に貢献しました。この活躍を通じて、彼はソフトボールでも才能を発揮することができました。

2023年には大阪府堺市に移り、社会人野球クラブチーム・GXAジェッツのコーチに就任しました。ここでも選手としても活躍し、再び現役の場へと戻っていきました。年末には新たに軟式野球チーム・エースファクトリーベースボールクラブへの入部を希望しています。

選手としての特徴

多田大輔は身長189cm、体重91kgの恵まれた体格を持ち、遠投100m、二塁送球には1.81秒という驚異的な記録を持っています。また、彼は憧れの選手として高橋由伸を挙げており、背番号24でプレーしていたことが少年時代の夢を反映しています。

彼の座右の銘は「謙虚・感謝・努力」、「天網恢々疎にして漏らさず」であり、これらは彼の日々の活力の源となっています。

結論

多田大輔は、プロ野球選手としての経験を経た後も、様々な場面で野球・ソフトボールなどに情熱をもって取り組んでいる選手です。彼のこれからの活躍にも注目が集まっています。

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