夢の中から

夢の中から

『夢の中から』は、1991年12月7日から1992年3月28日まで、フジテレビ系列で放送されたトーク番組です。この番組は、松下電器産業（現在のパナソニック）の一社提供により実現しました。放送時間は毎週土曜日の23:30から0:00まで、日本標準時で放送された全16回にわたるシリーズです。

番組の背景

本番組は、前番組『夢で逢えたら』のスタッフが、『ダウンタウンのごっつええ感じ』の制作に追われ、スケジュールが取りにくくなった結果、打ち切りが決定したことを受けて企画されました。このため、収録時間が短くても制作が可能なトーク番組として構想されたのです。

次の番組、つまり『夢がMORI MORI』が立ち上がるまでのつなぎとして放送されました。司会には、引き続きダウンタウンの松本人志さんと浜田雅功さん、そしてウッチャンナンチャンの内村光良さんと南原清隆さんがレギュラーとして参加しました。

番組の進行

この番組では、レギュラー出演者のうちの1人が週替わりのホスト役を務め、オープニングでの一人語りを担当しました。そして毎週1名のゲストを招き、特定のテーマに基づいたトークを展開しました。

エンディングでは恒例のように、ホスト役がゲストに「友達になってくれませんか？」と尋ねるのが特徴となっていました。このやり取りは、視聴者にとって印象に残る部分の一つでした。

最終回

1992年3月28日に放送された最終回は、特別なゲストを迎えることなく、レギュラー出演者4人によるトークで締めくくられました。この回は『夢で逢えたら』以来、約3年半の歴史に幕を下ろすこととなりました。

副題とオープニング

本番組には、副題として「OUT OF DREAM」が付けられていましたが、このフレーズは主にオープニングアニメーションの中でしか使用されませんでした。このため、視聴者にはあまり知られていない存在となっているかもしれません。

番組のスタッフ

『夢の中から』には、様々な才能を持ったスタッフが関与していました。構成を担当したのは、廣岡豊さん、清水東さん、内村宏幸さん、中沢恵二さんです。プロデューサーは佐藤義和さん、また、ディレクターには星野淳一郎さん、吉田正樹さん、小須田和彦さん、片岡飛鳥さんが名を連ねています。

このように、『夢の中から』はフジテレビにおける重要なトーク番組の一つとして、その独自のスタイルとレギュラー陣によって、多くの方々に楽しまれました。

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