夢去りし街角

夢去りし街角 (アリス)

「夢去りし街角」は、1979年4月5日にリリースされたアリスの15枚目のシングルです。前作「チャンピオン」でオリコンチャート1位を獲得したアリスが、その勢いを駆って発表した楽曲であり、アルバム『ALICE VII』に先駆けてシングルカットされました。

作詞はアリスのリーダーである谷村新司、作曲は堀内孝雄が担当しています。石川鷹彦のアレンジによる、哀愁漂うメロディと谷村新司の情感豊かな歌詞が組み合わさり、聴く人の心に深く響く作品となっています。

B面には、矢沢透が作曲した「逃亡者」が収録されています。この曲もまた、アリスの音楽性の幅広さを示す一曲として評価されています。

「夢去りし街角」は、発売当時から多くの人々に愛され、アリスの代表曲の一つとして広く認知されています。2020年10月28日にはMEG-CDとして再発され、再び注目を集めました。

収録曲

全曲作詞：谷村新司／編曲：石川鷹彦

SIDE 1
1. 夢去りし街角（3分45秒）
作曲：堀内孝雄

SIDE 2
1. 逃亡者（3分19秒）
作曲：矢沢透

カバー

「夢去りし街角」は、数多くのアーティストによってカバーされています。代表的なものとして、以下のものがあります。

フランク永井 （1979年発売のLP『お前がいいと言うのなら』収録）
北山たけし＆松原健之（2012年7月25日リリースのシングル『奥入瀬恋歌』のカップリング曲）

これらのカバーからも、「夢去りし街角」が時代を超えて愛される名曲であることがわかります。

関連項目

* 1979年の音楽

アリスの音楽は、日本のニューミュージックシーンにおいて重要な位置を占めており、「夢去りし街角」もまた、その歴史を彩る一曲と言えるでしょう。

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