大分大学教育学部附属特別支援学校

大分大学教育学部附属特別支援学校

大分大学教育学部附属特別支援学校は、大分県大分市王子新町に位置する特別支援学校です。この学校は大分大学教育学部に附属しており、特別支援教育に特化した教育が提供されています。

概要

この特別支援学校の設立は1949年にさかのぼります。当初は大分師範学校附属小学校に特殊学級として設立され、その後、1951年に大分大学学芸学部附属となり、1962年には附属中学校にも特殊学級が設けられました。1973年にはこれらを統合し、「大分大学教育学部附属養護学校」として新しいスタートを切りました。2013年には創立40周年を迎えました。

歴史の流れ

1. 前史
1949年4月に大分師範学校附属小学校に特殊学級が設置され、5月には新制大学となった大分大学の附属校となります。
1951年には師範学校の廃止により、学芸学部の附属となります。
1962年には学芸学部附属中学校にも特殊学級が設置され、1966年には学部が教育学部に改称されました。

2. 正史
1978年に附属小学校と中学校の特殊学級が統合され、「大分大学教育学部附属養護学校」として独立し、小学部と中学部が置かれました。その後、1974年には高等部も設立され、教育の幅が広がりました。
1999年に教育学部が教育福祉科学部として再編され、それに伴い学校名が「大分大学教育福祉科学部附属養護学校」に変更されました。
2004年には国立大学法人に移行し、2007年には特別支援教育が導入されたため再度校名が改訂され、「大分大学教育福祉科学部附属特別支援学校」となりました。最後に、2016年に学部名が再び変更され、現校名の「大分大学教育学部附属特別支援学校」となりました。

設置されている課程

本校は小学部、中学部、高等部の三つの課程を設置し、特別支援教育に特化したプログラムを提供しています。それぞれの課程は、生徒一人ひとりのニーズに応じた教育を行い、学びやすい環境を整えています。

交通アクセス

学校へのアクセスは非常に便利で、最寄りの鉄道駅はJR九州の日豊本線「大分駅」と「西大分駅」です。また、大分バスの「附属養護学校前」バス停も近くにあり、通学や来校に便利です。さらに、国道10号線の「西春日」交差点も近く、車でのアクセスも容易です。

周辺施設

大分大学教育学部附属特別支援学校の周辺には、大分大学教育学部附属小学校や中学校、幼稚園などがあり、地域の教育機関との連携が強固です。また、大分県立図書館や大分市立王子中学校も近郊に位置し、充実した教育環境が整っています。

このように、大分大学教育学部附属特別支援学校は、地域に根ざした特別支援教育の拠点として、多様なニーズに応えつつ、豊かな学びの場を提供しています。

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