大分県立山香農業高等学校

大分県立山香農業高等学校は、かつて大分県杵築市（旧速見郡）山香町に所在した公立の農業高等学校です。設置学科として、農業経営科、生活科学科、福祉コース、調理コースがありました。本校は、地域の農業教育を担う重要な役割を果たしていましたが、2013年4月に大分県立日出暘谷高等学校との統合により、新たな歴史を歩むことになりました。

統合によって誕生した大分県立日出総合高等学校は、総合学科、農業経営学科、機械電子学科の3学科5学級で構成され、主に旧日出暘谷高校の校地を利用しています。旧山香農業高校の校舎は、現在、農業実習の場として活用されています。

2013年度からは、山香農業高校と日出暘谷高校の両校で生徒の募集を停止しました。在校生が卒業した2015年3月をもって、両校は閉校となりました。この閉校により、大分県内から独立した農業高校は姿を消しました。

山香農業高校の歴史は、1948年に大分県立日出高等学校の山香分校として始まりました。その後、1964年に大分県立山香高等学校として独立し、1966年には大分県立山香農業高等学校と改称しました。長年にわたり、地域の農業教育に貢献してきた本校は、2015年3月1日に閉校式を迎え、その役割を終えました。

年表
1948年 - 大分県立日出高等学校の山香分校として創立。
1964年 - 大分県立山香高等学校として独立。
1966年 - 大分県立山香農業高等学校と改称。
2015年3月1日 - 閉校式挙行。

関連事項

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