大分県立日田高等学校

大分県立日田高等学校について

大分県立日田高等学校は、大分県日田市田島二丁目に位置する県立の高等学校です。略称は日田高（ひたこう）です。地理的な特性から、近隣の旧山国町や東峰村から通う生徒も多く見られます。この学校の特徴は、学業と部活動の両立を重視している点です。

学業と部活動の両立

日田高では、ボート部、剣道部、弓道部などの運動部が全国大会に頻繁に出場しているほか、野球部は甲子園に一度出場した経験があります。文化部では、科学部、音楽部、放送部がコンテストや大会で多くの成果を収めており、全国大会や九州大会に参加することも多いです。さらに2006年には、登山部が県大会で初めて優勝し、全国高校登山大会に出場するなど、多様な分野で活躍を見せています。

また、日田高では文武両道の精神が学校全体に根付いており、学校行事やクラスマッチ、体育大会を通じて、すべての生徒がその価値観を体現できるよう努めています。

教育方針と校訓

2011年には、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され、特別な教育課程が導入されました。この指定により、2年生と3年生でSSクラスが設置され、課題研究などの活動が行われています。校訓は「剛健・積極・明朗」であり、生徒たちには自主性や創造性を養成することが求められています。

学校生活

学校の学期は通常、3学期制で運営されていますが、2003年度に2学期制に変更され、2015年度には再び3学期制に戻されています。標準授業時間は月曜日から金曜日が50分×7コマ、水曜日が50分×6コマで、短縮授業も行われます。長期休暇は春季、夏季、冬季の休業があります。

学校行事には、新入生歓迎遠足である桜花会、全クラスが参加するクラスマッチ、文化祭や体育祭に相当する響櫳祭、予餞会、修学旅行などが含まれています。また、SSクラスに進む生徒は、筑波研修旅行や国内外の研修に参加し、先進的な学びの場を得ることになります。

部活動

日田高の部活動には多彩な選択肢があり、運動部では
a. バスケットボール部
b. ソフトテニス部（男子・女子）
c. ラグビー部
などが活動しています。また、文化部には放送部、文芸部、音楽部、科学部などが存在し、幅広い活動が行われています。

アクセス

日田高へはJR九州久大本線の日田駅から歩いて北東へ700メートルの距離でアクセスでき、周辺には日田市役所や日田警察署、郵便局があります。近隣には同窓会もあり、卒業生との繋がりが保たれています。

このように、大分県立日田高等学校は教育面でも部活動面でも充実した環境を提供し、生徒たちの成長をサポートする学校です。

もう一度検索