大分県道404号糸原杵築線

大分県道404号糸原杵築線：国東半島を横断する道路

大分県道404号糸原杵築線は、大分県国東市と杵築市を繋ぐ、全長約30キロメートルにおよぶ一般県道です。国東半島を横断するルートとなっており、山間部や海岸線、そして農村地帯など、多様な風景を車窓から楽しむことができます。

コース概要

起点となるのは、国東市武蔵町糸原の大分空港入口交差点です。国道213号や大分空港へのアクセス道路である県道545号と交差し、そこから西へ進みます。国東半島の山地を抜けながら、途中では県道201号国東安岐線と交差します。この区間は「杵築沿海路」の一部としても知られています。

その後、武蔵町向陽台の集落を抜けると、南西方向へ進路を変えます。周辺には棚田や段々畑が広がり、美しい景観を堪能できます。安岐町中園を通り抜け、安岐川を渡ると、県道34号豊後高田安岐線と交差します。

安岐町下山口付近を通過した後、再び山間部を走行します。西側には妙見山を望むことができます。この区間からは、大分空港道路（無料区間）が合流しており、安岐インターチェンジへのアクセスも可能です。

大分空港道路と並走しながら、国東市から杵築市へと入り、道中にはカーブや坂道が連続する区間もあります。その後、南下し、大分空港道路の下をくぐり抜けると、集落の中を通り抜け、最終的に国道213号と再び合流する塩浜交差点（守江湾付近）で終点となります。

周辺の施設

県道404号沿線には、様々な施設が点在しています。観光客向けの施設としては、くにさきレンタカー大分空港店やフレイザー九州などがあります。また、地元住民のための施設としては、ディスカウントドラッグコスモス（大分空港店、杵築店）、国東市消防署南分署、国東市安岐図書館、大分県農業協同組合国東事業部安岐支店などが挙げられます。教育施設としては、国東市立安岐中学校、国東市立安岐中央小学校、安岐中央こども園などがあります。その他、国東市社会福祉協議会安岐支所、杵築大内簡易郵便局、大分県農業協同組合杵築事業部、ファッションセンターしまむら杵築店なども沿線にあります。

地理的な特徴

この道路は、国東半島という地理的な特徴を持つ地域を通過します。そのため、山地や海岸線など、変化に富んだ地形が道路沿いに広がっています。また、棚田や段々畑といった、日本の伝統的な農村風景も楽しむことができます。

まとめ

県道404号糸原杵築線は、国東半島を横断する重要な交通路です。大分空港へのアクセス道路としての役割に加え、地元住民の生活道路、観光ルートとしての役割も担っています。変化に富んだ地形と周辺の施設を合わせて、ドライブや観光に最適な道路と言えるでしょう。沿線には豊かな自然と生活空間が共存しており、地域の活性化にも貢献しています。

もう一度検索