大和安堵駅

大和安堵駅 (廃駅)

大和安堵駅は、かつて奈良県生駒郡安堵村（現在の安堵町）西安堵に位置していた、近畿日本鉄道（近鉄）法隆寺線の駅（廃駅）です。

歴史

1916年（大正5年）3月10日：天理軽便鉄道が新法隆寺駅と額田部駅の間に安堵駅として開業しました。
1921年（大正10年）1月1日：天理軽便鉄道が大阪電気軌道に買収され、同社の天理線の駅となりました。
1922年（大正11年）4月1日：当駅を含む近畿日本法隆寺駅 - 平端駅間が法隆寺線となりました。
1928年（昭和3年）：大和安堵駅に改称されました。
1944年（昭和19年）6月1日：近畿日本鉄道の駅となりました。
1945年（昭和20年）2月11日：当駅を含む法隆寺線全線が不要不急線として休止となりました。
1952年（昭和27年）4月1日：法隆寺線の廃止により廃駅となりました。

駅構造

ホームは1面のみで、待避線はありませんでした。簡易な上屋があるだけで、バス停留所のような造りの地上駅でした。

駅周辺

駅跡、線路跡には住宅が建ち、駅の痕跡はほとんど残っていません。

安堵駐在所
安堵町役場
ファミリーマート安堵店
奈良交通「東安堵」停留所

隣の駅

近畿日本鉄道

法隆寺線

近畿日本法隆寺駅 - 大和安堵駅 - 額田部駅

参考文献

天理軽便鉄道跡 - 奈良の名所・遺跡

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
* 廃駅

もう一度検索