大和市議会は、
神奈川県大和市に設置されている地方議会です。市民の代表として選ばれた28人の議員で構成されており、
大和市の行政運営における重要な役割を担っています。
概要
議員構成
- - 定数: 28人
- - 任期: 4年
- - 選挙区: 市全体を1つの選挙区とする大選挙区制(単記非移譲式)
役員
- - 議長: 小倉隆夫(自民党・新政クラブ)
- - 副議長: 鳥渕優(公明党)
歴史
- - 2014年(平成26年)12月 - 議会基本条例を制定し、議会運営の基本を確立しました。
組織
議会事務局は、議会の活動を補助する機関として設置されており、総務担当と議事担当の職員が業務を行っています。職員は職務中に、
議長から交付された職員き章を着用することが義務付けられています。
主な業務
大和市議会は、以下のような業務を通じて市政運営に関わっています。
- - 議長、副議長のスケジュール調整
- - 議場などの管理
- - 議員の身分、共済、研修に関すること
- - 議会交際費の管理
- - 市議会議長会等に関すること
- - 本会議、委員会等の運営
- - 会議録の作成
- - 請願及び陳情に関すること
- - 会議の傍聴に関すること
- - 議会報の編集及び発行
施設
市議会は、
大和市役所本庁舎5階に位置しており、本会議場、委員会室、議員控え室、議会事務局、議会図書館などが集約されています。
運営
会期
- - 定例会:毎年3月、6月、9月、12月に開催され、各会期は約30日間です。
- - 臨時会:必要に応じて開催され、近年では人事決定のため5月に開催されることが多いです。
会議
市議会には、以下の2種類の会議があります。
- - 本会議: 全議員で構成され、議案の審議や一般質問などを行います。
- - 委員会: 少数の議員で構成され、専門的な事項について審査します。
本会議の流れ
1. 開会(
議長の宣告)
2. 議案上程(提案説明、質問・質疑)
3. 委員会付託
4. (委員会審査)
5. 一般質問
6. 委員長報告
7. 議決(討論・採決)
本会議では、行政職員は
議長席に向かって右側の扉から、議員は左側の扉から入場する慣習があります。委員会には、委員以外の議員も出席し、必要に応じて発言することができます。
一般質問
一般質問は、議員が市政全般について市長などの執行機関に質問し、政策の説明を求める機会です。原則として一人30分の持ち時間があり、事前に申請することで40分まで延長できます。質問回数に制限はありません。
議長、副
議長、監査委員は一般質問を自粛する慣例があります。
会派
議会内では、議員がそれぞれの政治的立場や考え方を共有し、まとまって行動するための会派が存在します。
委員会
議会運営委員会
議会運営委員会は、各会派の意見を調整し、議会運営に関する事項を決定します。各会派の議席数に応じて選出された10人の委員で構成されています。
常任委員会
常任委員会は、議案や請願・陳情を専門的に審査するための常設委員会です。各委員会は、それぞれ所管する事項について審査・調査を行い、委員の任期は1年です。現在、4つの常任委員会が設置されています。
特別委員会
特別委員会は、特定の市政問題について審査・調査するために必要に応じて設置される委員会です。現在、1つの特別委員会が設置されています。
議会改革実行委員会
議会改革実行委員会は、議会改革を検討するために設置される委員会で、全会一致での議決を原則としています。月1回程度の頻度で開催されています。
議員報酬と諸手当
大和市議会議員には、議員報酬の他に、職務遂行に必要な
旅費などが支給されます。
その他
大和市議会に関する詳しい情報は、以下の公式サイトで確認できます。
大和市議会'>
大和市議会公式サイト
大和市議会は、市民生活に密着した重要な役割を担っており、常に開かれた議会運営を目指しています。