大地みらい信用金庫

大地みらい信用金庫

大地みらい信用金庫は、北海道根室市に本店を構える信用金庫です。営業エリアは根室振興局と釧路総合振興局を中心に、道東地域に根ざした金融サービスを提供しています。指定金融機関として、地域の自治体とも連携し、地域経済の発展に貢献しています。

概要

2001年、根室信用金庫と厚岸信用金庫が対等合併し、大地みらい信用金庫として新たにスタートしました。合併後も、地域金融機関としての役割を重視し、中小企業や地域住民への金融支援を積極的に行っています。

特徴的な点として、日本の金融機関として最東端に位置する歯舞支店を有しています。また、預金量は4,162億円（2024年3月期決算）と、根室・釧路管内ではトップクラスです。

地域活性化への取り組み

大地みらい信用金庫は、地域密着型金融を推進し、ビジネスマッチングや商談会の開催、産学官連携など、地域経済の活性化に繋がる様々な取り組みを行っています。

特に、クリエイティブコンベンションNoMapsの釧路・根室版を立ち上げ、「観光業×テクノロジー」や「水産業×テクノロジー」といったテーマでビジネスカンファレンスや高校生ビジネスコンペティションを開催し、テクノロジーを活用した地域課題の解決や新たな価値創造を支援しています。

CSR活動にも力を入れており、東日本大震災の際には、震災遺児奨学支援のためのキャンペーン定期預金を発売し、公益財団法人みちのく未来基金へ寄付を行いました。

2022年には、地域商社である株式会社イーストフロント北海道を設立し、地域産品の販路拡大や地域ブランドの育成に取り組んでいます。また、大分みらい信用金庫との間で大規模災害発生時の相互応援に関する覚書を締結するなど、地域を超えた連携も進めています。

沿革

1916年：根室信用金庫の前身、「有限責任根室信用購買販売組合」設立
1938年：厚岸信用金庫の前身、「保証責任厚岸信用組合」設立
1952年：根室信用金庫、信用金庫法に基づき「根室信用金庫」に改組
1953年：厚岸信用金庫、信用金庫法に基づき「厚岸信用金庫」に改組
2001年：厚岸信用金庫・根室信用金庫が合併、「大地みらい信用金庫」に名称変更
2015年：札幌支店を開設し、札幌地区へ進出
2016年：創立100周年
2022年：地域商社・株式会社イーストフロント北海道を設立

店舗網

根室市、中標津町、羅臼町、別海町、標津町、厚岸町、浜中町、標茶町、釧路市、釧路町、白糠町、札幌市に支店を展開しています。

関連情報

大地みらい信用金庫は、地域経済の活性化を目指し、様々な取り組みを積極的に行っています。地域に根ざした金融機関として、今後の発展が期待されています。

預金量：4,162億円（2024年3月期決算）
自己資本比率：24.00%（2024年3月末現在、国内基準）
関連会社：株式会社イーストフロント北海道

外部リンク

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