大垣市立図書館

大垣市立図書館の概要

大垣市立図書館は岐阜県大垣市に位置する公共図書館の総称であり、地域の教育文化の拠点として重要な役割を果たしています。この図書館は本館と2つの分館から成り立っており、それぞれが異なる特性とサービスを提供しています。

所在地と構成

大垣市立図書館は、主に以下の3つの施設から構成されています。

1. 大垣市立図書館本館 - 室本町にあるこの図書館は、延床面積4,358m²で、約339,000冊の蔵書を誇ります。本館は1980年に新設され、現在も多くの人々に利用されています。
2. 大垣市立墨俣図書館 - 墨俣町地域自治区に存在し、蔵書数は約26,000冊で、全てが開架されています。1994年に設立され、地元のニーズに応じたサービスを提供しています。
3. 大垣市立上石津図書館 - 上石津町地域自治区にあり、延床面積は651m²、蔵書数は約29,000冊です。1991年に設置されたこの図書館も、多くの地域住民に利用されています。

歴史的な背景

大垣市立図書館の歴史は、1911年の設立に始まります。当初は閣東尋常高等小学校内に設置された仮の図書館でした。その後、何度かの移転を経て、1919年に公立図書館としての地位を確立しました。

1945年には大垣空襲による被害を受けたものの、同年内に仮開館を行い、その後も再建に取り組んできました。1978年から1980年にかけて、現在の本館の建設が進められ、今もその姿を守っています。

館内施設とサービス

本館には専門図書室が設置されており、郷土資料やビジネス関連の資料が豊富に揃っています。また、開館時間も利用者目線で設定され、平日は17:00まで、土日祝日は早い時間からの開館が特徴です。

利用者には貸出カードを作成する必要があり、大垣市内の住民や近隣市町村の住民が対象です。貸出は簡便で、住民基本台帳カードを持っていれば、別途カードがなくても本を借りることが可能です。

デジタルライブラリー

図書館の最近の取り組みとして、ホームページ上でデジタルライブラリーを設けています。これにより、大垣やその地域に関する貴重な資料や情報をオンラインで閲覧可能にしています。地域の歴史や文化を学ぶための貴重な資源となっており、多くのユーザーに利用されています。

アクセスと利用案内

大垣市立図書館本館へのアクセスは、養老鉄道の室駅から徒歩3分やバスでの訪問が便利です。また、上石津図書館や墨俣図書館にもそれぞれアクセス手段が整えられています。

休日は火曜日が休館日であり、年末年始や毎月最終金曜日も館内整理日として休館となります。これらの情報は、訪問前に公式ウェブサイトでの確認が推奨されています。

情報・知識の宝庫である大垣市立図書館は、その豊富な蔵書と地域貢献の姿勢により、多くの利用者から信頼されています。

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