大堀こういち

大堀こういち：多才な俳優・歌手の軌跡

大堀こういち氏は、1963年4月5日、宮城県仙台市に生まれました。俳優、歌手として活躍する彼は、東北電子計算機専門学校卒業後、1985年に劇団健康（現・ナイロン100℃）に参加。1992年まで同劇団の全作品に出演するなど、舞台俳優としてキャリアをスタートさせました。

劇団活動後も、舞台を中心に活動を続けながらも、着実にテレビドラマや映画への出演を増やしていきました。その活動は多岐に渡り、自身で映像ユニット「ハナクソンズ」「ナナ色」を立ち上げるなど、映像制作にも携わっています。

大堀氏の活動の幅広さは、俳優業だけにとどまりません。2000年頃から、フォークシンガー「小象」というキャラクターで音楽活動を展開。2009年にはインディーズでアルバム『小象のひとりぼっちの四畳半コンサート第１集 小鳥』をリリースし、2018年にはビクターエンタテインメントから配信限定ミニアルバム『フォークシンガー小象の世界』を発表するなど、音楽家としても才能を発揮しています。

多彩な舞台作品への出演

大堀こういち氏のキャリアにおいて、舞台は重要な位置を占めています。劇団健康時代からの豊富な経験を活かし、多様な劇団や企画に参加。セルフプロデュース作品から、シティボーイズ、大人計画、ナイロン100℃といった著名な劇団の作品にも出演しています。その作品数は膨大で、代表的なものだけでも以下のように挙げられます。

劇団健康の全作品 (1985年 - 1992年)
遊園地再生事業団公演
ナイロン100℃公演
シティボーイズライブ
グループ魂（大人計画）公演
ウーマンリブ（大人計画）公演
* そして、近年では『ちびまる子ちゃん THE STAGE』や『GOOD -善き人-』といった話題作にも出演しています。

映画、テレビドラマにおける存在感

舞台以外にも、映画やテレビドラマに多数出演しています。個性的な脇役から重要な役柄まで幅広く演じ、その演技力は高く評価されています。

映画では『シコふんじゃった。』、『クソ野郎と美しき世界』、『さそりとかゑる』など、話題作に多数出演。テレビドラマでは『特捜ロボ ジャンパーソン|特捜ロボ_ジャンパーソン』、『古畑任三郎』、『ケータイ刑事 銭形シリーズ』、『真田丸』、『家政夫のミタゾノ』、『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』など、多くの作品で印象的な演技を見せています。近年では『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』にも出演。

音楽活動とその他の活動

フォークシンガー小象としての活動以外にも、CMへの出演やNHK Eテレの番組『シャキーン！』への出演など、多方面で活躍を続けています。

大堀こういち氏は、俳優、歌手、そして映像クリエイターとして、その活動を常に進化させています。これからも、その多才な才能で、多くの作品に彩りを添えていくことでしょう。

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