大場順

大場 順について

大場 順（おおば じゅん、本名：丸山 文男、別名義：丸山 純二）は、1952年3月7日生まれの日本の俳優です。京都府に生まれ、高田みさほ事務所に所属して活動しています。彼は東京演劇アンサンブル出身で、特に舞台作品への出演で知られています。

初期のキャリア

大場は、1970年代中頃から俳優活動を始めました。彼の初舞台は、舞台『走れメロス』で、ここでのエネルギッシュな演技が評価されました。1978年には映画『野性の証明』でデビューし、主演の高倉健の吹き替えやアクションシーンも務めました。この作品が彼の名を広めるきっかけとなりました。

1979年には『森村誠一シリーズ・野性の証明』や『騎馬奉行』に出演し、1980年にはポーラテレビ小説『マリーの桜』にレギュラーとして関わるなど、テレビドラマでも活躍の場を広げます。

テレビドラマでの活躍

大場は長年にわたり多くの人気テレビドラマに出演しており、特に『はぐれ刑事純情派』では高木直刑事役での存在感を発揮しました。初めはゲスト出演でしたが、第2シリーズからはレギュラーとなり、主演の藤田まこととは親しい関係を築きました。彼は役作りにおいて、脚本に明記されていない部分も考慮し、リアルな刑事のキャラクターを演じることを心掛けています。

また、『監察医・室生亜季子』シリーズでは川口刑事を演じ、全作に出演している唯一のキャストとして特異の存在感を放ちました。様々なテレビドラマでの役柄は多岐にわたりますが、特に彼の演技は視聴者に強い印象を与えています。

映画や舞台での活動

映画界においても、彼は魅力的な作品に出演してきました。デビュー作から『徳川一族の崩壊』や『魔界転生』、さらには『空海』などで重要な役を演じ、幅広いジャンルでの演技力を示しました。また、舞台では、時折エネルギッシュな作品に姿を見せ、観客に感動を与えるパフォーマンスを行っています。

特技とプライベート

大場順の特技には乗馬とバイクがあり、多様な趣味を持つ俳優です。彼は、その多彩さを活かしてアクションシーンでも魅力を発揮しています。プライベートでは温かな性格で知られ、共演者との良好な関係を築くことに努めているようです。

結論

大場順は、数十年にわたり日本のテレビや映画、舞台でその才能を発揮してきた俳優であり、演技に対する姿勢は多くのファンに愛されています。彼の作品やキャリアは、今後も日本の演劇界において重要な要素であり続けるでしょう。

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