大宮八幡神社

大宮八幡神社について

大宮八幡神社は、徳島県名東郡佐那河内村に位置する神社で、「大宮八幡宮」や「大宮神社」とも呼ばれています。この神社は、708年（和銅元年）に創建されたと伝えられており、その歴史は古く、地域の人々にとって重要な存在です。

歴史

創建当初、豊前国の宇佐八幡宮から神霊を勧請し、斎き祀ったのが始まりとされています。室町時代には、阿波を治めていた細川家の祈願所として、武家からの崇敬も集めていました。この神社には、神代文字である阿波文字が伝えられており、1779年（安永8年）には、当時の神主であった藤原充長が著した『神字書』（かなふみ）に阿波文字が掲載されたことでも知られています。

祭神

大宮八幡神社には、以下の神々が祀られています。

八幡大神
足仲彦天皇
姫大神
高良大明神
息長帯姫命
大鷦鷯尊
菟道稚郎子尊

また、境内には猿田比古神社という社があり、猿田彦大神が祀られています。この猿田彦大神は、全国的にも珍しい藍の神様として知られています。

境内社

猿田比古神社：式内社としても知られています。

アクセス

大宮八幡神社へのアクセスは以下の通りです。

公共交通機関: JR「徳島駅」から車で約30分。また、徳島バス佐那河内線を利用し、「大宮神社」バス停で下車後、すぐに神社に到着します。

外部リンク

大宮八幡宮 佐那河内村
* 徳島県神社庁

大宮八幡神社は、歴史と文化を感じられる場所であり、訪れる人々に心の安らぎを与えるでしょう。

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