大宮聖苑

さいたま市営火葬場「大宮聖苑」詳細情報

大宮聖苑は、埼玉県さいたま市見沼区染谷に位置する、さいたま市が運営する火葬場です。老朽化が進んだ旧大宮火葬場（さいたま市北区植竹町）からの移転に伴い、2004年7月に開場しました。市民の葬儀を円滑に進めるための設備が充実しており、地域住民にとって重要な公共施設となっています。

歴史

かつてさいたま市北区植竹町に存在した大宮火葬場は、市街地の拡大と老朽化により、移転が望まれるようになりました。このため、さいたま市は2001年頃から移転計画に着手し、見沼区染谷への移転先を決定。2004年5月に新施設である大宮聖苑が完成し、同年7月1日から供用開始となりました。

火葬業務

大宮聖苑では、一般の火葬に加え、小動物の火葬にも対応しています。火葬時間は、午前9時、午前10時、午前11時、正午、午後1時、午後2時、午後3時の1日7回。各時間帯につき3体まで受け入れています。市民を優先した枠も設定されています。小動物の火葬は、午前9時、午前11時、午後3時に行われています。

料金体系

火葬料金は、年齢や対象者によって異なります。市民と市外居住者で料金が大きく異なり、12歳以上の市民は7,000円、市外居住者は56,000円です。12歳未満、死産児、改葬・身体の一部についても、それぞれ市民と市外居住者で異なる料金体系が適用されます。具体的な料金は、さいたま市の公式ホームページや大宮聖苑のご利用案内でご確認ください。

施設概要

大宮聖苑は、利用者の利便性を考慮した設計となっています。13基の火葬炉を備え、そのうち1基は小動物用、2基は予備として確保されています。都市ガスを主燃料とし、緊急時には液化石油ガスを使用します。

広々とした待合室は10室あり、各室最大40名まで収容可能です。待合室の利用料金は、市民と市外居住者で異なります。売店も併設されているため、必要なものを購入できます。霊安室、告別室、収骨室もそれぞれ3室ずつ用意されています。

駐車場は60台分ありますが、混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。

アクセス

大宮聖苑へのアクセスは、自家用車、タクシー、路線バスのいずれかを利用できます。自家用車の場合は、大宮駅東口から約4kmの距離です。ただし、駐車場の混雑が予想されるため、路線バスの利用が推奨されます。路線バスは、大宮駅東口7番乗り場から乗車できます。タクシーの場合は、大宮駅東口から約25分、東武野田線岩槻駅から約20分です。

まとめ

大宮聖苑は、充実した設備とアクセス方法を備えた、地域に密着した火葬場です。市民の葬儀をサポートする役割を担い、今後も地域社会に貢献していくことが期待されます。利用を検討する際には、さいたま市の公式ホームページや大宮聖苑にご連絡ください。

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