大宮警察署 (埼玉県)

大宮警察署の概要

大宮警察署は、埼玉県警察が管轄する施設の一つで、さいたま市大宮区にあります。署長は警視正であり、この署は地域内での警察業務を幅広く担っています。署は、埼玉県道35号川口上尾線（産業道路）沿いに位置しており、大規模な鉄筋コンクリート製の7階建ての庁舎が印象的です。さらに、二棟の低層の付属施設も完備されています。

施設の特長

署の敷地は約1万平方メートル、延べ床面積は1万2140平方メートルに達し、冷暖房には地中熱を活用しています。また、災害時には近隣の10署以上の車両への給油ができる facility も設置されています。庁舎の6階と7階には「埼玉県警察鑑識科学捜査センター」があり、元々別の場所にあった施設が統合された形で設置されています。

所在地と管轄区域

大宮警察署は、さいたま市大宮区北袋町1丁目197番地7に位置しています。以前は、2017年まで土手町一丁目に所在していました。署の管轄区域には、さいたま市全域や北区、大宮区の一部、さらに中央区の一部地域が含まれています。具体的には、上小町、櫛引町一丁目、三橋といったエリアがあります。

沿革

大宮警察署の歴史は1948年に遡ります。当時、埼玉県警察部が解体され、自治体警察である大宮市警察署として設立されました。その後、1951年には大宮市警察署に改称し、1954年には現在の埼玉県大宮警察署として統合されました。双子の庁舎も1956年に完成し、1975年には再建されました。その後、地域の変化に応じて管轄区域が何度も変更されています。

組織と交番

現在、大宮警察署には約340名の署員が勤務しており、地域の安全を守るために活発に活動しています。管内にはいくつかの交番が設置されており、北区や大宮区、中央区に点在しています。たとえば、宮原駅前交番や大宮駅東口交番などがあり、パトロールや地域とのコミュニケーションを通じて、地域の治安を維持しています。さらに、かつて存在した交番も防犯ステーションとして機能しているものがあります。

アクセス情報

大宮警察署へのアクセスは良好です。埼玉県道35号沿いに位置し、周辺は4車線の道路で交通の便も優れています。また、JRさいたま新都心駅からはバスが出ており、徒歩でもアクセス可能です。周囲の交通機関を利用すれば、更に便利に利用できます。

大宮警察署は、長い歴史と地域密着の活動を誇る警察署として、今後も地域社会の安全向上に貢献していくことでしょう。

もう一度検索