大山恭弘

大山恭弘のプロフィール

大山恭弘（おおやま やすひろ）は、1956年6月30日に埼玉県で生まれた日本の制御工学者です。彼は現在、東京工科大学の学長を務めており、教育や研究の分野で大きな影響を与えてきました。

学歴と初期の経歴

大山氏は1980年に東京工業大学の工学部制御工学科を卒業し、さらに1985年には同大学の大学院理工学研究科に進学し、制御工学専攻で工学博士号を取得しました。大学在学中、彼はラジコンヘリコプターの研究を行っていました。その後、指導教官がロボット企業と共同研究を行う際に、彼はディーケーラボラトリの取締役に就任しました。

教育とキャリア

1987年からは武蔵工業大学で制御工学科の非常勤講師としての活動を開始し、1991年には東京工科大学工学部機械制御工学科の専任講師に就任しました。その後、1996年に助教授に昇進し、1999年にはアメリカのイリノイ大学で客員研究員としての経験も積みました。2001年からは東京工科大学大学院工学研究科システム電子工学専攻の教授として就任し、2015年には工学部長、2019年には副学長に就任しました。

2020年には、軽部征夫学長の急逝に伴い、東京工科大学の学長に就任しました。彼の指導の下で、大学は研究と教育の質を高めるための多くの取り組みを行っています。

受賞歴

大山氏は数々の受賞歴も持っています。2004年と2010年には、電気学会の産業応用部門活動功労賞を受賞しています。特に2011年には、IEEE 3rd International Conference on Human System Interactionにおいて、最優秀論文賞も受賞するなど、彼の研究成果は国際的にも評価されています。

まとめ

大山恭弘氏は、その豊富な経験と幅広い専門知識を活かし、制御工学の分野で重要な貢献を果たしてきました。教育者としての活動や研究の成果は、多くの学生や研究者に影響を与え続けています。彼のリーダーシップのもと、東京工科大学は今後もさらなる発展が期待されるでしょう。

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