大岡駅 (静岡県)

大岡駅の詳細情報

大岡駅（おおおかえき）は、静岡県沼津市の大岡地区に位置する東海旅客鉄道（JR東海）御殿場線の駅です。駅の番号はCB17で、地域の交通の要所としての役割を果たしています。駅はもともと軍需工場へ通勤するための仮乗降場として設立され、その後1946年（昭和21年）に正式な駅として旅客営業を開始しました。

歴史

駅は1946年1月15日に国有鉄道御殿場線の下土狩駅と沼津駅の間に新設されました。当初から旅客輸送が目的で、1946年の開業時には多くの利用客が訪れました。

1968年7月には、御殿場線が電化され、駅構内もそれに合わせて改修されました。1971年には荷物の取り扱いを終了し、1987年には国鉄の民営化に伴い、JR東海の駅となりました。さらに、2010年にはICカード「TOICA」の導入により、便利なサービスも開始されました。

駅構造

大岡駅は地上にあり、単式ホームが1面1線設置されています。ホームと駅舎は路線の北側に位置しており、駅舎の中には全線の乗車券を取り扱う窓口が設けられています。ただし、夜間は無人駅となり、JR東海交通事業の係員が日中のみ駅業務を管理しています。駅の管理は、近隣の裾野駅が行っています。

利用状況

「静岡県統計年鑑」によれば、2021年度の大岡駅の1日あたりの平均乗車人員は1,115人です。過去の利用者数の推移を見ていくと、1993年度以降安定した利用が続いている様子が伺えます。

駅周辺の環境

大岡駅の近くには静岡県立沼津東高等学校があり、その生徒のための専用駐輪場も設置されています。周辺地域の交通利便性も良好で、駅を起点に様々な移動が可能です。

バス路線

「大岡駅」停留所からは、伊豆箱根バスの路線バスが幾つか発着しており、沼津駅や三島駅へアクセスすることができます。具体的には、沼51・沼54・沼55号が沼津駅へ、また沼51・沼52号が三島駅方面へとそれぞれ運行されています。このように、駅は鉄道とバスの両方を利用した交通の接続点となっています。

隣接駅

周辺には、JR東海の御殿場線が走っており、隣の駅は下土狩駅（CB16）と沼津駅（CB18）です。これにより、大岡駅を利用することで、地域内だけでなく広域的な移動もスムーズに行うことが可能です。

大岡駅は以上のように、地域住民や通学する学生にとって重要な交通の拠点であり、多様な交通手段を利用できる利便性を持っています。

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