大崎結真

大崎 結真

大崎 結真（おおさき ゆま）は、1981年に日本の茨城県に生まれた、国際的に活躍するクラシック音楽のピアニストです。

経歴

1981年、茨城県にて誕生。幼少よりピアノに親しみ、その才能を開花させます。音楽教育の基礎を東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校で学び、2000年に卒業。その後、さらなる研鑽を積むためイタリアへ渡り、イモラ音楽院に進学しました。学びの場はヨーロッパ各地へ広がり、パリ国立高等音楽院を経て、エコール・ノルマル音楽院でも研鑽を重ねました。ピアノ演奏をジャック・ルヴィエなど、著名な指導者たちに師事しています。2007年から2009年にかけては、文化庁の新進芸術家海外留学研修員として、その活動を支えられました。

受賞歴

大崎氏は、そのキャリアを通じて国内外の数多くのコンクールで目覚ましい成績を収めており、国際的な評価を確固たるものとしています。

1988年：ミリオンピアノコンサート88'最優秀賞（東京）
1991年：第2回P.I.A. Japanピアノコンクール優勝及びギェルジョード賞（東京）
1993年：第47回全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学校の部優勝（東京）
1995年：第19回ピティナピアノコンペティション G級銀賞受賞、併せて東京都知事賞、審査員特別賞、海外派遣のためのヒノキ賞、日本テレビ杯を獲得（東京）
1997年：第2回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第2位、モスト・プロミッシングアーチスト賞受賞（静岡）
1997年：第3回浜松国際ピアノコンクール第5位入賞（静岡）
1998年：ロン・ティボー国際音楽コンクール第5位入賞、及びフランス音楽特別賞を受賞（パリ）
1999年：コンセール・マロニエ21ピアノ部門最優秀賞（栃木）
2001年：ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第5位入賞（テルアビブ）
2001年：ピラール・バヨナ国際ピアノコンクール第2位（サラゴサ）
2002年：ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門第3位、フランク・マルタン特別賞を受賞（ジュネーブ）
2003年：リーズ国際ピアノ・コンクール第3位入賞（リーズ）
2005年：ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト選出（ワルシャワ）
2006年：モロッコフィルハーモニックオーケストラ国際音楽コンクールピアノ部門第2位（カサブランカ/ラバト）
* 2007年：フランスオートモービルクラブ主催若きピアニストの出会い優勝（パリ）

これらの受賞歴は、彼の卓越した技術と深い音楽性が国際的に認められている証左と言えるでしょう。

共演

ピアニストとして、大崎氏はこれまでに多くの著名なオーケストラと共演しています。国内では、N響団友オーケストラ、東京交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などと共演。海外でもポーランド国立放送管弦楽団、モロッコ管弦楽団との共演を果たしており、ソリストとして幅広い活躍を展開しています。

大崎結真氏は、その確かなテクニックと表現力で、聴衆を魅了し続けています。

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