大川市立大川中学校

大川市立大川中学校の概要

大川市立大川中学校（おおかわしりつおおかわちゅうがっこう）は、福岡県大川市酒見に位置する公立中学校です。市役所からは約1kmの距離にあり、徒歩では約13分でアクセスできます。また、近くには花宗川が流れており、自然豊かな環境にあります。この学校は2020年4月に、同市内にある大川南中学校と合併し、新たに大川市立大川桐英中学校としてスタートしました。

学校の学区

大川中学校の校区には、大川市立大川小学校と大川市立宮前小学校があります。大川小学校の学区には向島（若津上町・下町・新道・中野）、榎津（東町・水入町・明治町）、小保が含まれ、宮前小学校は向島（上野）、酒見（北酒見・中原）が該当します。

校の歴史

大川中学校は1947年4月に設立されました。設立当初は大川小学校の教室を借用して運営されていましたが、1949年には独立した校舎が完成し、移転しました。その後、1950年に本校の本格的な校舎が整備され、全学年を収容する体制が整いました。

1950年代には更なる施設の整備が進み、家庭科教室やプール、講堂兼体育館などが建設されました。また、1964年には創立15周年を記念して独立した図書館が完成しました。その後も学校の健全な発展を支えるさまざまな工事が続き、1971年には鉄筋三階建ての校舎が完成しました。近年では、2015年にプール南側の相撲場が解体されるなど、施設の更新も行われています。

校歌と委員会

大川中学校の校歌は八波則吉が作詞し、森脇憲三が作曲したものです。校内には代表委員会や生活安全委員会、環境委員会、図書委員会などがあり、生徒の生活や学校環境の向上に努めています。

部活動

学校では運動部と文化部が活動しており、運動部にはサッカー部、男子・女子バスケットボール部、卓球部、女子バレー部、男子・女子バドミントン部、女子テニス部といった多彩なチームが存在します。また、文化部には吹奏楽部や芸術部があり、さまざまな活動を通して生徒たちの個性を伸ばしています。

著名な卒業生

大川中学校からは、サッカー選手として活躍する古賀正紘さんや古賀誠史さんなど、多くの著名な卒業生がいます。

学校周辺の施設

大川中学校周辺には、風浪宮やセブンイレブン、大川市立宮前小学校、大川市役所本庁舎、高木病院、ゆめタウン大川、福岡県立大川樟風高等学校、大川国際医療福祉大学といった施設が点在しています。これらは大川中学校から直線距離で数百メートルから1.1kmほどの範囲にあり、地域との良好な関係が築かれています。

交通アクセス

最寄りの交通機関は西鉄蒲池駅で、車を利用すると約13分の距離に位置しています。これにより、生徒たちは通学の便も良好です。

大川市立大川中学校は長い歴史を背負う学校であり、地域と密接に関わりを持ちながら教育活動を行ってきました。今後とも、地域に根ざした学校としての発展が期待されます。

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