大成有楽不動産

大成有楽不動産株式会社

大成有楽不動産株式会社（Taisei-Yuraku Real Estate Co.）は、東京都中央区京橋に本社を構える日本の不動産[[会社]]であり、大手建設会社である大成建設の連結子会社です。

概要

大成有楽不動産は、マンション分譲事業を「オーベル」のブランド名で展開しており、2015年には全国で12位（1,174戸）、首都圏では7位（1,141戸）の供給戸数を記録しました。分譲事業に加えて、総合ビル管理業とマンション管理業を主力事業としており、オフィスビル、ホテル、大型商業ビル、競技場など、多岐にわたる施設の維持管理を受託しています。2020年3月末時点でのマンション管理受託戸数は5万7,560戸に達しています。

沿革

大成有楽不動産の歴史は、以下の2つの企業に遡ります。

大成サービス

1971年、大成建設グループの施設管理事業を担う企業として設立されました。マンション管理事業（宮前平グリーンハイツ管理開始）やビル管理事業（読売銀座ビル本館管理開始）に進出し、建物遠隔監視システム「ビルネックス24」の稼働開始、施設管理研修センターのリニューアルなど、事業を拡大しました。
有楽土地

1953年、大成建設グループの不動産事業を担う企業として設立されました。事業用不動産の仲介事業、住宅地の分譲事業、損害保険代理店業務、ビル賃貸事業、戸建住宅の分譲事業、不動産鑑定業務、別荘の分譲事業、マンションの分譲事業など、幅広い事業を手がけました。1973年には東京証券取引所第二部に上場し、1984年には「オーベル」シリーズの分譲を開始しました。

2012年、大成サービス株式会社と有楽土地株式会社が合併し、現在の大成有楽不動産株式会社が誕生しました。合併後、公共施設の維持管理業務を効率化する「PPP型包括管理」を開始、建設本部を新設し、賃貸マンション「テラス」シリーズの展開、分譲住宅の供給戸数が累計40,000戸を突破するなど、新たな展開を見せています。

支店・事業所

本社: 東京都中央区京橋三丁目13番1号(有楽ビル)
支店: 東京ビル管理第一支店、東京ビル管理第二支店、関西支店、九州支店、東北支店、新潟支店、名古屋支店、札幌支店、横浜支店、千葉支店、四国支店、広島支店、関東支店、新宿支店
テクノセンター

住宅地開発

1961年に東京都世田谷区で住宅地の分譲事業を開始して以来、ロイヤルヒルズ玉川学園、箕面市西小路、広島市の桐陽台団地など、数多くの住宅地開発を手がけています。

主な開発物件

ガーデンアソシエ（横浜市栄区、総戸数1,502戸）
ビーコンタワーレジデンス（東京都江東区、総戸数440戸）
トルナーレ日本橋浜町（東京都中央区、総戸数558戸、オフィス・分譲マンション）
センシティタワー
御茶ノ水ソラシティ

関連項目

大成建設
大成有楽不動産販売
日本の企業一覧 (マンション管理会社)
デベロッパー (開発業者)

外部リンク

* 大成有楽不動産株式会社

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