大木建設

大木建設株式会社

大木建設株式会社（おおきけんせつ）は、東京都江東区に本社を置く総合建設会社です。当社は主に民間建築を活動の中心としており、長い歴史と共に展開してきました。しかし、2004年に民事再生法の適用を申請するという厳しい局面を迎えました。この時の負債は約767億円に達し、その中には金融債務558億円や保証債務26億円が含まれていました。

その後、芙蓉グループなどからの支援を受け、『神田大木建設』として新たに設立され、旧会社の事業を継承した新『大木建設』として再生を果たしました。現在、大木建設は、顧客のニーズに応える多様な建設プロジェクトに取り組んでいます。

会社概要

大木建設社は、東京都江東区に本社を有し、東京建築支店、東京土木支店、大阪支店、東北支店、札幌支店、九州支店、そしてPCテクノセンターなど、いくつかの支店を展開中です。建設業においては、国土交通大臣より建設業者の許可を受けた番号は特21142号であり、一級建築士事務所としても東京都知事に登録されています（登録番号50950号）。

沿革

大木建設の起源は1945年に遡ります。当時、大木貞助が「株式会社大木組」を設立し、宮城県柴田郡に本社を置きました。1948年には「大木建設株式会社」に社名を変更し、その後の発展を遂げます。1950年には本社を宮城県仙台市に移転、その後1954年には東京都港区へ、続いて1970年には東京都千代田区に移転しました。

1963年には東京証券取引所市場第2部に株式を上場し、その後1992年には第1部に指定変更、1993年には大阪証券取引所市場第1部にも上場しました。しかし、2004年の民事再生手続きの申立てや上場廃止は、当社にとって大きな転機となりました。2005年には債務整理を行い、営業を神田大木建設株式会社に譲渡しました。

新たなスタートを切った「神田大木建設株式会社」は、2004年に設立され、その後2005年に「大木建設株式会社」に社名を変更しました。2010年には本社を東京都江東区に移転し、現在の形態に至っています。

コーポレートアイデンティティ

大木建設のコーポレートアイデンティティ（CI）は1991年に制定され、未来への飛躍をイメージしたデザインが特徴です。このビジョンは、同社の成長と発展への強い意志を表現しています。また、社是である「プレゼンターOHKI」は、建築に対する情熱と、顧客への価値提供を示しています。

まとめ

大木建設株式会社は、創業以来の歩みの中で多くの困難を乗り越え、再生への道を切り開いてきました。今後も多様なプロジェクトを通じて、その技術力とサービスの向上を目指し、建設業界での存在感を確立していくことでしょう。

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