大木貴将

大木 貴将のプロフィール

大木貴将（おおきたかまさ）は、1991年11月22日に千葉県君津市で生まれた元プロ野球選手で、ポジションは内野手です。右投左打のスタイルで知られる彼は、独立リーグからプロの世界に飛び込み、千葉ロッテマリーンズを経て選手生活を終えました。

経歴の歩み

プロ入り前

大木は拓殖大学紅陵高等学校に在学中、3年生の夏に千葉大会で準優勝を果たしますが全国大会出場には至りませんでした。彼の学生時代の後輩には加藤貴之がいます。高校卒業後は日本大学に進学したものの、2年生の時に監督との不和を理由に退部し、大学も中退することになります。一年の間隔を経て、2012年12月9日に四国アイランドリーグplusのドラフトで香川オリーブガイナーズに入団しました。

独立リーグ時代

2013年に独立リーグデビューを果たし、32試合に出場し，打率.200の成績を収めます。翌年の2014年は主に外野手としてプレーし、シーズン終盤には中堅手として定着しました。2015年には右翼手と二塁手を務め、8月には月間打率.356を記録し、月間MVPに輝きます。シーズン通算では68試合に出場し、打率.327、盗塁数43で首位打者と最多盗塁のタイトルを獲得し、歴史的なシーズンを締めくくりました。

2015年のプロ野球ドラフトでは、千葉ロッテマリーンズから育成ドラフトで指名を受け、入団契約を結びました。

ロッテ時代

大木は2016年に千葉ロッテへ入団し、1月に結婚を果たした後、7月29日に支配下選手登録されます。この年、出場選手登録後はイースタン・リーグで多くの試合に出場し、チーム最多の16盗塁を記録しました。2017年にはプロ初出場を果たし、9月29日のオリックス戦で初先発を迎え、初安打と初盗塁の記録も樹立しました。

しかし、2018年には試合出場が1試合にとどまり、2019年には一軍の機会がありませんでした。レギュラーシーズン終了後、球団から契約を結ばない旨の通告を受け、選手生活に別れを告げました。

選手としての特徴

大木は50メートル走で5秒8を記録し、打席から一塁までは4秒を切るスピードを持つなど、俊足も特長です。これにより、盗塁を得意としており、実績も残しています。

引退後の活動

引退後はスポーツへの情熱を捨てず、教員免許の取得を目指しながら学生として再出発しています。教育の現場でワークする姿が期待されます。

記録と成績

大木のNPBでの記録において、初出場は2017年の埼玉西武戦、そこで初打席を迎えるなど、プロ選手としての記憶に残る瞬間が数多くあります。また、独立リーグでは首位打者や最多盗塁といった栄冠も得ています。彼の活躍は多くの野球ファンに感動を与えました。

関連項目

大木貴将に関連する情報や選手一覧は、特に千葉県出身の選手や香川オリーブガイナーズ、四国アイランドリーグplusでの個人タイトル獲得者、千葉ロッテマリーンズの選手と共に参照されることが多いです。

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