大槌町役場

大槌町役場について

大槌町役場は、岩手県上閉伊郡大槌町に所在する地方公共団体です。町民の生活を支える様々な行政サービスを提供しています。ここでは、大槌町役場の組織、庁舎の変遷、アクセス方法について詳しく解説します。

組織

2023年3月現在、大槌町役場は、町長を筆頭に、様々な部門で構成されています。各部門が連携し、町民のニーズに応じた行政サービスを提供しています。

庁舎

大槌町役場の庁舎は、東日本大震災によって大きな影響を受けました。以下に、旧庁舎、仮設庁舎、現庁舎の経緯について説明します。

旧庁舎

2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波により、当時の大槌町役場は全壊しました。これにより、行政機能は一時的に大槌町中央公民館に移され、災害対応業務と役場業務が行われました。旧庁舎の跡地には、震災の記憶を後世に伝えるための追悼施設「鎮魂の森（仮称）」が整備される計画です。また、職員や退職者、遺族からの寄付金をもとに職員慰霊碑が建立される予定です。

仮設庁舎

旧庁舎が使用できなくなったため、大槌小学校（当時）の校庭にプレハブ2階建ての仮設庁舎が建設されました。建設は2011年3月30日に着工し、同年4月9日に完成しました。この仮設庁舎は、震災直後の緊急対応を支える重要な拠点となりました。

現庁舎

仮設庁舎では、全国からの応援職員の増加に伴い、衛生面の問題や会議スペースの不足など、職務環境の悪化が懸念されていました。そのため、2011年10月に庁舎建て替えのプロジェクトチームが発足しました。検討の結果、大槌小学校の校舎を修復し、役場本庁舎として利用することが決定しました。大槌小学校の校舎も東日本大震災で被災しており、1階は津波で浸水し、1階、2階の一部、3階では火災が発生しました。そのため、部分的な解体工事が行われました。解体工事は2011年12月20日から2012年2月29日まで実施され、改修工事は2012年3月19日から10月10日まで行われました。町民がお盆の時期に役場を利用することを見込み、2012年7月31日に改修工事が完了し、同年8月6日に業務を開始しました。現在の庁舎は、町民サービスの提供に重要な役割を果たしています。

交通アクセス

大槌町役場へは、岩手県交通バスを利用するのが便利です。「中央公民館入口」バス停で下車すると、役場まで徒歩ですぐです。

外部リンク

大槌町行政サイト'>[大槌町]]行政サイト：[大槌町行政サイト

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