大橋由和

大橋由和（おおはし よしかず）は、1984年5月18日生まれの元ラグビー選手です。大阪府枚方市出身で、そのキャリアを通じてウィング（WTB）のポジションで活躍しました。身長172cm、体重85kgという体格で、持ち前のスピードとアジリティを活かしたプレーが特徴でした。

愛称は「はっしー」として親しまれ、その親しみやすい人柄も多くの人に愛されていました。ユース年代では、U19日本代表に選出されるなど、早くからその才能を発揮していました。また、実兄の幸平も元ラグビー選手で、ホンダヒートでプレーしており、兄弟揃ってラグビー選手という点も注目されました。

ラグビーは13歳から始め、その才能を開花させます。大阪工業大学高等学校（現：常翔学園高等学校）に進学すると、高校日本代表に選出されるなど、早くから高いレベルでのプレーを経験しました。2003年には、同志社大学に進学し、ラグビー部に所属。大学でもその実力を遺憾なく発揮し、チームの中心選手として活躍しました。

2007年、同志社大学を卒業後、トップリーグの名門、神戸製鋼コベルコスティーラーズに加入。同年12月2日には、ジャパンラグビートップリーグ第5節の三洋電機ワイルドナイツ戦で公式戦初出場を果たしました。その後もチームの中心選手として活躍し、多くの試合でその実力を示しました。

2010年には結婚し、公私ともに充実した日々を送りますが、2019年に惜しまれつつも現役を引退しました。引退後は、ラグビー界での経験を活かし、後進の育成やラグビーの普及活動にも貢献しています。

大橋由和は、その卓越したプレーだけでなく、常に謙虚で真摯な姿勢が、多くのラグビーファンや関係者から尊敬を集めています。彼が築いた功績は、今後もラグビー界で語り継がれていくことでしょう。

関連情報

出身地: 大阪府枚方市
ポジション: ウィング（WTB）
身長: 172cm
体重: 85kg
愛称: はっしー
ユース代表: U19日本代表
高校代表: 高校日本代表
出身高校: 大阪工業大学高等学校（現：常翔学園高等学校）
出身大学: 同志社大学
所属チーム: 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
* 主なチームメイト: 杉本剛章（大工大高校時代の同級生）、山下祐史（大工大高校時代の同級生）

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