杉本剛章

杉本剛章は、1984年6月24日生まれの元ラグビー選手です。ポジションはフッカー（HO）を務め、身長171cm、体重98kgという体格で、そのアグレッシブなプレーでチームに貢献しました。大阪府出身で、ラグビー一家に育ち、実弟の晃一（トヨタ自動車）、博昭（クボタ）もそれぞれラグビー選手として活躍しています。

生い立ちとキャリア

小学校から布施ラグビースクールでラグビーを始め、大阪市立東生野中学校（通称：トンナマ）ラグビー部で基礎を築きました。その後、大工大高校に進学し、高校2年、3年時に全国高等学校ラグビーフットボール大会（花園）に出場を果たしました。3年時には主将としてチームを牽引し、そのリーダーシップを発揮しました。2003年には明治大学に入学し、ラグビー部でさらに実力を磨きました。

大学卒業後の2007年、三菱重工相模原ダイナボアーズに加入し、トップリーグでのキャリアをスタートさせました。同年11月3日に行われたトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦で途中出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。この試合を皮切りに、チームの主力選手として活躍しました。2016年には、全早慶明ラグビーに全明大の選手として出場し、その試合を最後に現役を引退しました。

人物像

杉本は、ラグビーに対する情熱はもちろんのこと、アウトドアを愛する一面も持っています。夏場はキャンプ、冬場はスノーボードをこよなく愛し、時間を見つけては愛車を走らせ、雪山へと向かうアクティブな一面も持っています。また、高校日本代表、U19日本代表、関東代表にも選出されるなど、その実力は高く評価されていました。

関連人物

大工大高校時代の同級生には、大橋由和、山下祐史がいます。また、明治大学時代の同級生には、濱島悠輔、渡辺義己がいます。これらの人物と共に、学生時代から切磋琢磨し、ラグビーの腕を磨きました。

その他

杉本剛章は、その献身的なプレーと、アグレッシブなスタイルで多くのファンを魅了しました。引退後も、ラグビー界への貢献を続けています。

外部リンク
三菱重工相模原ダイナボアーズ 選手・スタッフ
杉本剛章 敵陣深く紫紺の軌跡

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