大武峻

大武 峻（おおぶ しゅん）選手のプロフィール

大武峻は1992年11月24日生まれ、福岡県朝倉郡筑前町出身のプロサッカー選手です。ポジションはディフェンダーで、現在はJリーグのテゲバジャーロ宮崎に所属しています。

サッカーキャリアの始まり

筑陽学園高校在学時には主将として全国高校総体に出場し、優れたパフォーマンスを発揮しました。特に、3試合連続で無失点に貢献したことが評価され、大会の優秀選手に選ばれました。この頃の先輩には後に同クラブでチームメイトとなる牟田雄祐選手がいます。

高校卒業後、福岡大学に入学し、サッカー部にも在籍。大学2年生の時には全日本大学選抜に選ばれ、3年生の夏には2013年夏季ユニバーシアードに参加し、銅メダルを獲得しました。さらに、4年生時には大学サッカー部の主将を務め、チームを引っ張りました。

プロ入りと成長

大学在学中の2014年2月、名古屋グランパスのタイキャンプに練習生として参加し、そこでの活躍から特別指定選手として登録されました。2014年3月1日にはJリーグ史上初の特別指定選手として開幕スタメンで出場し、地位を確立しました。キャンプ中のトヨタプレミアカップではブリーラム・ユナイテッドFC戦で先発し、セットプレーから1得点を挙げ、監督の信頼を勝ち取りました。

名古屋グランパスでは2015年から正式に加入し、数シーズンにわたりチームの一員として活躍しました。2017年にはアルビレックス新潟へ完全移籍し、監督交代後も出場機会を得て、リーグ戦を通じて安定したパフォーマンスを見せました。

次のステップ

2019年には初めてリーグ戦全試合にフル出場を達成し、その後2020年にはジュビロ磐田に移籍します。2021年にはザスパクサツ群馬への期限付き移籍を経験し、その後、福島ユナイテッドFCに加入しました。そして2024年1月3日にはテゲバジャーロ宮崎への加入が発表され、これからのキャリアに期待が寄せられています。

トロフィーと受賞歴

大武選手のキャリアの中で、さまざまなトロフィーや受賞歴があります。高校時代には全国高等学校総合体育大会で優秀選手に選ばれ、大学時代には九州大学サッカーリーグで優秀選手賞を受賞。また、九州大学サッカートーナメント大会での優勝経験もあります。

さらに、ユニバーシアード日本代表として参加した2013年夏季ユニバーシアードでも銅メダル獲得に貢献し、才能を証明しました。代表候補にも名を連ね、東アジアカップ2015の予備登録メンバーにも選出されています。

今後も大武選手の活躍から目が離せません。

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