大津市立小野小学校

大津市立小野小学校について

滋賀県大津市の北部、琵琶湖の西岸に位置する大津市立小野小学校は、地域の子どもたちが学ぶ公立の小学校です。水明一丁目にその校舎を構え、周辺の新しい住宅地の発展と共に歩んできました。

沿革

大津市立小野小学校の歴史は、比較的浅く、1980年（昭和55年）4月1日に始まります。この学校は、当時志賀町立だった和邇小学校の児童数増加に対応するため、分校のような形で新しい学校として設立されました。開校当初は志賀町立小野小学校という名称でした。

その後、地方自治体の合併が進む中で、志賀町は大津市と合併することになりました。この合併が実行されたのは、2006年（平成18年）3月20日のことです。これにより、志賀町立の学校はすべて大津市立となり、小野小学校も現在の名称である大津市立小野小学校に改称されました。設立から現在に至るまで、地域の人口増加や行政区分の変更といった社会的な変化と共に歩んできた学校と言えます。

通学区域

小野小学校が指定する通学区域は、以下の地域です。

水明一丁目
水明二丁目
朝日一丁目
朝日二丁目
湖青一丁目
湖青二丁目

これらの地域は、主に「びわ湖ローズタウン」と呼ばれる住宅地開発が行われた区域を中心に定められています。興味深い点は、かつての大字としての「小野」地域全体ではなく、この新興住宅地エリアが学区の核となっていることです。このため、現在も伝統的な小野地区の一部には、設立の母体となった大津市立和邇小学校が引き続き通学先となっている区域が存在します。

小野小学校を卒業した児童は、特別な理由がない限り、原則として大津市立志賀中学校に進学することが定められています。小野小学校で初等教育を修了した子どもたちは、同じ学区内の中学校で引き続き学びを深めることになります。

著名な卒業生

小野小学校からは、様々な分野で活躍する人材が育っています。その中でも特に知られている人物の一人に、プロサッカー選手として活躍した矢島卓郎氏がいます。彼はこの小野小学校で学んだ後、サッカー選手としてプロの舞台で活躍を見せました。学校や地域にとって、卒業生の活躍は大きな励みとなります。

もう一度検索