大津町立大津南小学校

大津町立大津南小学校

大津町立大津南小学校（おおづちょうりつ おおづみなみしょうがっこう）は、熊本県菊池郡大津町に所在する公立の小学校です。この学校は、1969年に大津町立陣内小学校と大津町立岩坂小学校が統合されて開校しました。2024年には創立55年を迎える予定です。

校地と学校教育目標

校地は旧陣内小学校の校地を引き継いでおり、地域の歴史や文化を大切にした教育が行われています。学校教育の目標として掲げられているのは「夢に向かって、主体的に学び、自分を超える南っ子の育成」です。これにより、子どもたちは自らの可能性を広げることを目指しています。

校章と校歌

校章は桜の花びらを背景に、中央に「大津南」と縦書きで書かれていて、新しい芽が育つイメージが込められています。校歌は、作詞を山口白陽、作曲を出田憲二が担当し、3番までの歌詞に「大津南」が繰り返し登場します。校歌を通して、子どもたちは自分たちの学校への愛着と誇りを感じながら成長しています。

通学区域と中学校区

通学区域は、大津町の特定区で、鳥子川区、岩坂区、森区、上陣内区、中陣内区、中島区、下陣内区、町区、下町区、鍛冶区が含まれています。卒業後は、大津町立大津中学校へ進学します。

様々な歴史の中での変遷

大津南小学校の歴史は、以前の2校、陣内小学校と岩坂小学校に遡ります。陣内小学校は1874年に設立され、様々な名称変更や制度の変化を経て1947年に新制小学校として生まれ変わりました。一方、岩坂小学校も1874年に開校し、同様の歴史を持ちます。そして1969年に両校が統合され、現在の大津南小学校として生まれ変わったのです。

学校の発展と施設

統合後、大津南小学校は多くの発展を遂げてきました。1976年には創立100周年を祝う記念式典が行われ、同年やその後の数年間で新校舎や体育館、プールなどが完成しました。これにより、充実した教育環境が整い、地域の期待に応える教育が行われています。

交通アクセスと周辺環境

最寄りの交通手段には、九州産交バスの「陣内」停留所があり、また幹線道路には熊本県道207号と211号が通っています。また、周辺には陣内幼稚園や公民館、浄化センター、法輪寺などがあり、地域の方々とのつながりも大切にされています。

このように、大津町立大津南小学校は地域に根ざした環境の中で、子どもたちが主体的に学び成長していけるよう、様々な取り組みを進めています。

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