大洲北インターチェンジ

大洲北インターチェンジについて

大洲北インターチェンジ（おおずきたインターチェンジ）は、愛媛県大洲市の東大洲に位置し、松山自動車道（大洲道路）の一部にあたるインターチェンジです。このインターチェンジは、特に宇和島北インターチェンジ向けの出入口のみを持つハーフインターチェンジとして知られています。

概要

大洲北インターチェンジは、松山IC方面へのアクセスができるものの、料金所が設置されていないのが特徴です。これは、隣接する大洲ICから大洲北ICまでの区間が高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路であるため、通行料金が無料であることに起因しています。また、松山IC方向に向かう最終出口はこのインターチェンジであり、周辺地域へのアクセスが非常に便利です。

歴史

このインターチェンジは1993年（平成5年）3月25日に、大洲北ICと大洲冨士IC間の開通に伴い、供用を開始しました。それから約9年後の2002年（平成14年）3月29日には、さらに大洲ICと大洲北IC間が開通し、松山自動車道である四国縦貫自動車道と接続しました。

2006年（平成18年）3月27日には、大洲北ICから大洲南ICまでの間が4車線化され、交通の流れが一層スムーズになりました。さらに、2016年（平成28年）11月には、この区間の案内標識がIC番号入りに変更され、利用者にとっての利便性がさらに向上しています。

周辺環境

大洲北インターチェンジ周辺には、いくつかの教育機関や公共施設が整っています。例えば、大洲市立徳森保育所や大洲市立平小学校、さらには大洲市立大洲学園といった教育機関があります。また、歴史的な建物である永徳寺も近くに位置し、四国八十八箇所霊場や南予七福神霊場の札所として知られています。これにより、観光客にも訪れやすいスポットとなっています。

さらに、地域コミュニティに必要なインフラも整備されており、大洲警察署や大洲徳ノ森簡易郵便局、大洲市立図書館などがあります。これらの公共サービスは地域住民にとって非常に重要です。

接続する道路

大洲北インターチェンジは、国道56号線（大洲道路）とも接続されており、地元の交通網において重要な役割を果たしています。具体的には、松山自動車道のE56ルートにおいて、大洲IC（16）から大洲北IC（17）、そして大洲冨士IC（18）への流れがスムーズです。

このインターチェンジにより、地元住民はもちろん、旅行者やビジネス利用者にとっても非常に便利な交通のハブとなっています。

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