大神子海岸

大神子海岸（おおみこかいがん）は、徳島県徳島市の日峰大神子公園内に位置し、紀伊水道に面した風光明媚な海岸です。日峯大神子広域公園の北端に位置し、南西には阿波三峰の一つである日峰山がそびえ立っています。

特徴

徳島市内で唯一、防波堤がない自然のままの海岸であり、砂浜の奥には美しい松林が広がっています。この景観は訪れる人々を魅了し、自然の豊かさを感じさせてくれます。

歴史

江戸時代、徳島藩は密入国者や難破船を見張るために、海岸に御番所とのろし場を設けたと伝えられています。この場所が、古くから重要な場所であったことがわかります。

現在の状況

かつては海水浴場として親しまれていましたが、海面下の地形が「おぼれ谷」と呼ばれる複雑なものであり、潮の流れも速く、水難事故が多発したため、現在は遊泳禁止となっています。安全のため、遊泳はご遠慮ください。

周辺施設

海岸に隣接して、大神子テニスセンターや徳島ユースホステルが立地しており、スポーツや宿泊を楽しむことができます。また、南側には日峰山を挟んで小神子海岸がありますが、直接行き来できる道はありません。

アクセス

JR徳島駅から徳島バス大神子行きに乗車し、「大神子海岸入口」で下車すると、すぐに海岸へアクセスできます。

周辺の海岸

近隣には、小松海岸や沖洲海岸など、他の美しい海岸も存在します。これらの海岸も合わせて訪れてみるのもおすすめです。

大神子海岸は、美しい自然景観と歴史的背景を持つ魅力的な場所です。遊泳はできませんが、海岸を散策したり、周辺施設を利用したりして、ゆっくりと過ごすことができます。訪れる際には、安全に注意し、自然を守るように心がけましょう。

関連情報
小松海岸
沖洲海岸
* 大神子 阿波ナビ

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