大茂絵里子

大茂 絵里子について



大茂絵里子（だいも えりこ、1982年生まれ）は、日本出身の著名なマリンバ奏者です。鹿児島県に生まれ育った彼女は、音楽の道を選び、特にマリンバの技術を磨いていきました。アメリカに渡った彼女は、現在ジュリアード音楽院のプレカレッジの講師として、またニューヨーク大学で非常勤講師としても活動しています。国際的に認知される彼女の音楽は、卓越した技術と表現力によって、多くの人々を魅了しています。

受賞歴



大茂絵里子は、若い頃から数多くの音楽コンクールでの受賞歴を持ちます。2000年には、全日本中学生・高校生ソロコンテストで第1位を獲得し、さらにグランプリ賞も受賞しました。3年後の2003年には、JILA国際芸術連盟ソロコンクールでも第1位に輝き、同年のパリ学生国際マリンバコンクールでは第2位となりました。彼女は2004年に日本打楽器新人コンクールでも第1位を獲得し、ベルギー国際マリンバコンクールでは第1位とグランプリ賞を同時に受賞しています。そして、2008年には、メキシコ政府から文化功労賞が贈られ、マリンバの伝統楽器としての価値を広めた功績を評価されました。

ディスコグラフィー



大茂絵里子の音楽活動の集大成として、2013年4月27日にデビューCD『ORIGIN』が世界配信されました。この作品はコペンハーゲン・オペラグラスで収録され、多くのゲストアーティストも参加しています。彼女の才能あふれる演奏が収められたこのデビューアルバムは、マリンバの新たな可能性を感じさせてくれる作品となっています。また、写真とデザインはセレブリティーフォトグラファーであるGian Andrea di Stefanoが手がけ、視覚的にも楽しめる内容となっています。

師事した著名な音楽家たち



大茂絵里子は、その卓越した演奏技術を育むために、数々の音楽家に師事してきました。中でも、ピアニストの森亮子や、中間貴子、神谷百子、今村三明に学びました。また、海外でも、Nancy Zeltsman、Ed Saindon、Dave Samuels、Karl Paulnack、Pierre Hurelといった著名な音楽家から学ぶことで、彼女自身のスタイルを確立していきました。彼女の音楽のバックグラウンドには、これらの偉大な音楽家たちの指導が大きく影響しています。

外部リンク



大茂絵里子の公式サイトや、ジュリアード音楽院のプロフィールが行かせる情報源となります。彼女の最新の活動やコンサート情報については、次のリンクから確認できます：

大茂絵里子は今後も多くの人々に感動を与える演奏を続けていくことでしょう。

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