大草山駅

大草山駅について

大草山駅（おおくさやまえき）は、静岡県浜松市中央区に位置する遠鉄観光開発が運営するかんざんじロープウェイの駅です。駅の所在地はロープウェイ全体の住所である舘山寺町とされていますが、実際の駅は呉松町に立地しています。この駅は中部の駅百選に第3回選定されており、地域の観光名所としても認知されています。

駅の歴史

大草山駅は1960年（昭和35年）12月に開業し、以来多くの観光客に利用されてきました。1999年（平成11年）にはリニューアル工事が行われ、1月10日から休止となりましたが、4月24日に新たな姿でリニューアルオープンを果たしました。これにより、駅の利便性は向上し、周辺の観光地とのアクセスもスムーズになりました。

駅の構造

大草山駅は浜名湖オルゴールミュージアムと直結しており、駅から屋外に出ることなくミュージアムにアクセスすることが可能です。このミュージアムの屋上には、大草山展望台があるため、訪れた人々は美しい景色を楽しむことができます。この展望台は入場券なしで利用できるため、気軽に訪れることができるのも魅力の一つです。

駅周辺の観光スポット

大草山駅周辺には、多くの観光スポットがあります。特に有名なのは浜名湖オルゴールミュージアムで、ここでは多彩なオルゴールに関する展示や体験が楽しめます。さらに、湖上百景で知られる「浜名湖かんざんじ荘」や国民宿舎「紅竹」、大草荘も近くに位置し、宿泊や食事の場として利用されています。

また、かんざんじロープウェイを利用すれば、大草山に登ることができ、そこでの美しい自然も楽しめます。以前は遠州鉄道バスの国民宿舎バス停も存在していましたが、現在は廃止されており、バス利用を希望する方には他の代替手段を検討する必要があります。

交通アクセス

大草山駅へのアクセスは、遠鉄観光開発のかんざんじロープウェイを利用するのが一般的です。このロープウェイは、隣接するかんざんじ駅とを結んでおり、観光客にとって便利な移動手段となっています。

このように、大草山駅は、浜名湖の景観を楽しむための出発点として、多くの人に利用されています。観光の際にはぜひ立ち寄り、周囲の自然や文化を体験してみてはいかがでしょうか。

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