大郷橋

大郷橋（だいごうばし）

大郷橋は、新潟県新潟市に架かる新潟県道46号新潟中央環状線に属する橋梁です。信濃川を跨ぎ、右岸側の秋葉区覚路津字三枚潟と左岸側の南区大郷を結んでいます。

概要

現在の橋梁は1966年（昭和41年）に竣工されたもので、橋長は137メートル、幅員は6.9メートル。単純活荷重合成鈑桁橋という構造形式を採用しています。車道は2車線が確保されていますが、歩道は設置されていません。

大郷橋の前後には、それぞれ大郷橋右岸橋、大郷橋左岸橋が架かっています。これらの橋梁も幅員は大郷橋と同じ6.9メートルで、長さは右岸橋が75.2メートル、左岸橋が60.2メートルです。

周辺の橋梁としては、下流側に新潟県道2号新潟寺泊線の信濃川大橋、上流側には国道460号の臼井橋が架かっています。

歴史

大郷橋の歴史は古く、最初に架橋されたのは1935年（昭和10年）3月。当時は木橋でした。

しかし、1964年（昭和39年）6月16日に発生した新潟地震によって落橋。甚大な被害を受けました。その後、災害復旧事業の一環として架け替えが行われ、1965年（昭和40年）4月から工事が開始され、1966年（昭和41年）3月に現在の橋梁が竣工、同年4月30日に開通しました。

橋梁部分は両岸の河川敷に架橋されていますが、1990年代から2000年代にかけて農道の開通や信濃川の堤防改修が行われたことに伴い、橋梁の取付部が相次いで改修されました。その結果、現在は両端部とも河川敷をクランク状に走破する独特の構造となっています。

外部リンク

• - 新潟市土木部東部地域土木事務所 - 橋梁管理者

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