大野下駅

大野下駅（おおのしもえき）

大野下駅は、熊本県玉名市岱明町大野下にある、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。

歴史

1928年（昭和3年）11月28日：鉄道省の駅として開設。
1945年（昭和20年）8月12日：悲劇に見舞われる。荒尾駅方面から飛来したP38戦闘機の機銃掃射が駅舎を襲い、切符を買いに来ていた少女が犠牲となる。
1961年（昭和36年）10月1日：貨物取扱を廃止。
1971年（昭和46年）2月20日：業務委託駅となる。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いを廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：駅員無配置駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR九州が継承。
2010年（平成22年）
3月13日：旧駅舎さよならイベント開催。
3月15日：新駅舎の使用を開始。
4月1日：駅業務を簡易委託に変更。
2012年（平成24年）1[[2月1日]]：交通系ICカードSUGOCAに対応（SUGOCA簡易カードリーダー設置）。

駅名の由来

開業時の地名、玉名郡大野村字大野下に由来します。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム間は跨線橋で連絡しています。駅舎は上り側ホームに面した平屋建て。特筆すべきは、2010年3月に解体された旧駅舎の天井に残されていた、太平洋戦争中の機銃掃射痕です。新駅舎には、この歴史を伝えるため、弾痕の付いた天井板が保存・展示されています。2010年4月1日より地元自治体が委託管理する簡易委託駅となり、早朝夜間を除き地元民の駅係員が常駐しています。

のりば

1 ■ 鹿児島本線　上り　長洲・大牟田・博多方面
2 ■ 鹿児島本線　下り　玉名・熊本方面

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は335人です。

2016年以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

駅周辺

駅は玉名市の南西部に位置しています。駅に隣接する駐車場や駅裏の平地は、かつて貨物操車場として利用されていました。

大野下郵便局
熊本県道168号大野下停車場西照寺線
熊本県道169号大野下停車場線
玉名市役所岱明総合支所
大野下の大ソテツ（国指定天然記念物）

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

■鹿児島本線

■区間快速・■普通

長洲駅 - 大野下駅 - 玉名駅

脚注

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 大野下駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

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