大野市消防本部

大野市消防本部の概要

大野市消防本部は、福井県大野市に位置する重要な消防機関であり、市内全域を管轄しています。その所在地は大野市天神町7-14にあり、面積は872.30平方キロメートルに及び、56名の職員が日々の業務に従事しています。消防本部は、1つの消防署と1つの分遣所から構成されており、地域住民の安全を守るため、必要な設備や機器を備えています。

主な消防車両

2019年4月1日時点での主力機材には、以下のような消防車両が含まれています。

• - 普通消防ポンプ自動車: 4台
• - はしご付消防自動車: 1台
• - 化学消防自動車: 1台
• - 救急自動車: 4台
• - 救助工作車: 1台
• - 化学車: 1台
• - 水槽車: 1台
• - 指揮車: 1台
• - 機材車: 1台
• - 資機材搬送車: 1台
• - 防火広報車: 1台

これらの車両は、火災や災害への迅速な対応を可能にしており、地域の安全を支える重要な役割を果たしています。

沿革

大野市消防本部の歴史は1955年に始まり、この年に消防本部と消防署が設置されました。その後、消防業務が拡大し、1964年には救急業務がスタートしました。1973年には大野市と大野郡和泉村が共同で消防業務を行うための組合が設立され、「大野地区消防組合」として活動を開始しました。この体制は1989年まで続きました。

1989年の1月27日には、和泉分遣所の新庁舎が落成し、続いて2月22日には消防本部と消防署の新庁舎も完成しました。1997年には救急救命士の業務が開始され、より高度な救急医療体制が整いました。2005年には和泉村が大野市に編入され、これに伴い大野地区消防組合は解散し、大野市消防本部に組織が移行されました。

現在では、単独消防としての体制が確立され、地域の防災・消防活動が強化されています。

組織構成

大野市消防本部は、総務課、予防課、および警防課の3つの課から構成されています。また、消防署も同様にこれらの課が設置されており、それぞれが役割分担をしながら、地域住民の安全のために活動しています。

消防本部の組織としての役割は、非常時に迅速に行動する体制を整えることだけではなく、日常の予防活動や市民への啓発活動なども含まれています。地域住民との連携を強化し、さらなる防災意識の向上を図る取り組みも行っています。

大野市消防本部は、市民の命と財産を守るため、日夜努力を重ねています。地域の一員として、その活動は社会にとって欠かせない存在となっています。

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