大野町立大野中学校

大野町立大野中学校の概要

大野町立大野中学校は、岐阜県揖斐郡大野町黒野に位置する公立中学校です。468人の生徒が通っており、平成29年度からは2期制を採用しています。この学校は、地域の生徒たちに質の高い教育を提供することを目指しています。

沿革

この学校は1947年に、揖斐郡大野町、豊木村、富秋村の学校組合によって設立され、最初は大野小学校の校舎を一部利用して開校しました。1948年には、旧・東部青年学校の校舎に移転し、新たな校舎が8月に完成しました。同年9月には、組合立揖東中学校西郡分校も統合されました。具体的な校舎の発展として、1949年には南舎や本館、中舎、北舎が完成し、分教場は廃止されました。

1954年には町の合併に伴い、学校名が大野町立大野中学校に改められ、その後も校舎は年来の発展を続けました。1962年には西北舎の完成、1967年にはプールが竣工しました。1981年には新校舎が完成し、その後も1985年に本館および特別教室が完成しました。2002年からは大野分校も開校され、地域の教育に寄与しています。

学校の組織と活動

大野中学校では、教育活動だけでなく、様々な委員会や部活動が活発に行われています。執行部、議会、教科学習部会、生活委員会、文化委員会、整備委員会など、多様な委員会が設置されており、生徒の自主性を育む環境が整えられています。

部活動においては、運動部と文化部の両方があり、運動部には野球部やサッカー部、陸上部など多岐にわたる部門があります。一方、文化部には美術部や吹奏楽部、家庭科部、科学部などがあり、生徒たちは自分の興味に応じて活動を行っています。さらに、地域のクラブにも多くの生徒が参加しており、地域との繋がりが深い学校です。

通学区域

通学区域は広範囲にわたり、黒野、六里、相羽などを含む多くの地域から生徒が通っています。また、進学前の小学校には大野小学校や東小学校、北小学校、西小学校があります。これらの小学校から進学した生徒たちは、新しい環境で仲間と共に学ぶことになります。

学校の周辺

大野町立大野中学校の近くには、大野町役場や大野町民体育館、総合町民センター、図書館、民俗資料館などがあり、地域社会との密接な関わりがあります。また、周辺には美しい三水川も流れており、自然環境にも恵まれた場所に立地しています。

今後の計画

大野町では、義務教育学校への再編計画が進められています。これは町内の全小中学校を統合し、1つの義務教育学校にするという長期的な計画で、2031年の開校を目指しています。これにより、さらに効率的で充実した教育環境が提供されることが期待されています。

大野町立大野中学校は、地域社会とともに歩み続ける教育機関として、未来の教育に向けた貢献を大切にしています。

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