大野篤史

大野 篤史について

概要

大野篤史（おおの あつし）は、1977年8月12日に石川県で生まれた元バスケットボール選手で、現在は指導者として活躍しています。彼は現役時代にシューティングガードおよびスモールフォワードのポジションでプレーし、現在はB.LEAGUEの三遠ネオフェニックスのヘッドコーチを務めています。

来歴

大野のバスケットボールキャリアは、野々市町立布水中学校（現・野々市市立布水中）から始まりました。彼は1992年に中学3年時に全国中学校バスケットボール大会で優勝する栄誉を果たします。

1993年には愛知県の愛工大名電高校に進学し、バスケットボールの道を追求します。横には1年先輩の岩田淳、2年後輩の松藤貴秋がいました。高校時代の彼は、インターハイで3位、国体で準優勝、ウィンターカップでは3年時に4位と、数々の成績を残しました。1995年にはU-18日本代表としてアジアジュニア選手権に出場し、若手選手としての実力を証明しました。

1996年、大野は日本体育大学に進学し、日体大バスケットボール部に入部しました。在学中には多くの賞を受賞し、インカレではMIP1回、得点王が2回、3ポイント王とアシスト王をそれぞれ1回受賞しました。また、1997年にはユニバーシアードの日本代表に選出され、シチリア大会に出場しました。

2000年、大野は三菱電機メルコドルフィンズに入団しました。彼はJBLの初代新人王に輝き、その後の2006-07シーズンにはチームの初となるプレーオフファイナル出場に貢献しました。2001年以降は日本代表メンバーに選ばれ、アジア選手権やアジア競技大会に参加しました。

2007年にはパナソニックトライアンズへ移籍し、その後2011年に現役を引退。引退後は清水良規HCの元でアシスタントコーチとしてチームを支えました。特に2012-13シーズンには清水HCの体調不良により、6試合をHC代行として指揮しました。このシーズンが終わるとチームは休部となります。

2014年、大野は広島ドラゴンフライズのアシスタントコーチに就任し、NBLに参加しました。そして2016年には千葉ジェッツのヘッドコーチに就任し、2021年にはBリーグのファイナルでチームを優勝に導きました。その後、2022年に千葉ジェッツを退団し、7月からは三遠ネオフェニックスのヘッドコーチを務めています。

個人記録

• - JBL

- 2000-01 JBL新人王

• - 日本代表

- 2002年アジア競技大会
- 2006年アジア競技大会

結論

大野篤史は日本のバスケットボール界において、選手としても指導者としても多大な影響を与えている人物です。現在も三遠ネオフェニックスで若手選手の成長をサポートしており、ますますの活躍が期待されています。

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