大阪ターミナルビル

大阪ターミナルビル株式会社の概要

大阪ターミナルビル株式会社（おおさかターミナルビル）は、JR西日本のグループ企業であり、主に大阪府大阪市において不動産の賃貸や管理、そして商業施設の運営を行っています。特に、大阪駅に隣接する「大阪ステーションシティ」の管理・運営を中核業務としています。この施設は、交通の要所である大阪駅を基盤としており、デベロッパーとしての役割も果たしています。

事業内容

同社は、大阪ステーションシティに構成される「ノースゲートビルディング」と「サウスゲートビルディング」の管理・運営を担当しています。サウスゲートビルディング内には、16階に飲食ゾーン「イチロクグルメ」があり、これは同社自らが直接運営するスペースです。大阪ターミナルビルは、今後も積極的に事業展開を進めていくとともに、その規模を大きくする計画を持っています。

近年の展開

2024年には、大阪駅の西側に新たな施設「イノゲート大阪」が竣工し、日本郵便やJTBと協力して「JPタワー大阪」も建設されています。これにより、大阪ターミナルビルの事業規模は、延床面積ベースで現在の約2倍に拡大する見込みです。

沿革

大阪ターミナルビル株式会社は、もともと「アクティ大阪」という施設の運営会社として設立されました。1983年にアクティ大阪がオープンした後、2011年には大規模な増改装が行われ、サウスゲートビルディングが開業しました。同年の5月にはノースゲートビルディングもオープンし、これによって大阪ステーションシティ全体がグランドオープンを迎えました。

年表

• - 1983年（昭和58年）4月27日 - アクティ大阪オープン
• - 2011年（平成23年）

- 3月16日 - サウスゲートビルディングがオープン
- 5月4日 - ノースゲートビルディングがオープン

• - 2024年（令和6年）

- 7月31日 - イノゲート大阪とJPタワー大阪がそれぞれグランドオープン

終わりに

大阪ターミナルビル株式会社は、今後も大阪駅を中心にしたさらなる発展を目指し、新たなビジネス機会を探索しています。地域社会や利用者にとって魅力的な空間を提供することを通じて、持続可能な成長を続けていくことでしょう。

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