大阪府立八尾北高等学校

大阪府立八尾北高等学校

大阪府立八尾北高等学校は、大阪府八尾市萱振町に所在する公立の高等学校です。

概要

全日制の総合学科を設置しており、生徒は幅広い分野から約140もの選択科目を選ぶことができます。これらの科目は、従来の教科の枠を超えた総合選択科目として、国際コミュニケーション、福祉ネットワーク、情報・テクノロジー、ライフクリエーション、人間科学の各系列に分類されています。

これらの系列は、生徒が興味や進路希望に応じて科目を体系的に選択できるよう、関連性の高い科目をグループ化したものです。コースのように特定の系列への所属を義務付けるものではなく、生徒は自由に科目を選択できます。

1981年に全日制普通科高等学校として開校しましたが、大阪府教育委員会の「府立高等学校特色づくり・再編整備計画」に基づき、2003年に総合学科へと改編されました。

特徴

学校の敷地は、古代から中世にかけての複合遺跡である萱振遺跡の一部に位置しています。校舎建設の際には発掘調査が行われ、古墳時代の方墳である萱振1号墳や、弥生時代、奈良時代、中世の建物跡などが発見されました。

萱振1号墳は大阪府の史跡に指定され、学校敷地内に復元・保存されています。校舎のレイアウトも、この古墳の保存に配慮して設計されています。

また、校歌はフォークシンガーの高石ともや氏が作詞・作曲を手がけています。

沿革

• - 1981年：大阪府議会で設置が議決される。
• - 1983年1月1日：大阪府立八尾北高等学校として設置。大阪府立八尾高等学校の校舎を間借りして開校準備業務を開始。
• - 1983年4月1日：全日制普通科高等学校として開校。当初は、八尾市柏村町の旧八尾市立清友高等学校跡（現在の金光八尾中学校・高等学校敷地）を仮校舎として使用。
• - 1984年8月：現在地に校舎が完成し、移転。
• - 2003年度：総合学科に改編。

年表

• - 1981年10月20日：大阪府議会で設置が議決。
• - 1982年12月22日：大阪府立八尾北高等学校の校名が決定。
• - 1983年：全日制普通科高校として、八尾市柏村町の仮校舎で開校。
• - 1984年8月20日：現在地の本校舎に移転。
• - 2003年4月1日：総合学科へ改編。

交通

• - 近鉄大阪線 近鉄八尾駅より北へ約1.2km
• - 近鉄八尾駅または近鉄奈良線 若江岩田駅から、近鉄バス「八尾北高校前」バス停下車

関連項目

• - 大阪府高等学校一覧
• - 日本の総合学科設置高等学校一覧

外部リンク

• - 大阪府立八尾北高等学校

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