大阪府立茨木工科高等学校

大阪府立茨木工科高等学校

大阪府立茨木工科高等学校は、大阪府茨木市春日五丁目に位置する府立の工業高等学校で、通称「茨工」または「茨業」として親しまれています。この学校は、1963年に設立され、大阪府立茨木高等学校の工業科を分離させる形で独立しました。2005年には、現在の校名に変更されました。

設置学科

茨木工科高等学校では、全日制課程と定時制課程が設けられています。全日制課程では、さまざまな工業系の専門知識や技術を学ぶことができます。具体的な学科は以下の通りです。

• - 機械系（2年）

- 機械技術専科（3年）
- 生産技術専科（3年）
- 機械制御専科（3年）

• - 電気系（2年）

- 電気技術専科（3年）
- 電子情報通信専科（3年）

• - 環境化学システム系（2年）

- 環境システム専科（3年）
- 化学システム専科（3年）

• - 大学進学専科（1年～3年）
• - 特別進学コース科（3年）

（特別進学コース科は2012年に廃止）

このように、2年生になるまでの1年間は全ての系を実習し、その後に希望する系を選択できる自由なカリキュラムが用意されています。

定時制課程では、総合学科が設置されており、多様なニーズに応じた学びの場を提供しています。

沿革

この学校は1949年に、大阪府立三島野高等学校（現・大阪府立茨木高等学校）が普通科と工業科を併設したことに始まります。その後、1963年に工業科が独立し、大阪府立茨木工業高等学校が設立されました。さらに、1967年には定時制課程も開設され、地域の技術者育成に貢献しています。2005年には学校の改編が行われ、「大阪府立茨木工科高等学校」として新たにスタートを切りました。在校生全員が卒業後、旧校名の「茨木工業高等学校」は廃校となりました。

まとめ

大阪府立茨木工科高等学校は、技術者育成を目指し、専門的な知識と技術を習得する場を提供しています。これからの未来を担う若者たちが、ここでの学びを通じて、さらなる成長と発展を遂げることを期待されている学校です。興味のある方は、ぜひ校を訪れてみてはいかがでしょうか。

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