大阪府立長尾高等学校

大阪府立長尾高等学校

大阪府立長尾高等学校は、大阪府枚方市長尾家具町に位置する公立の高等学校です。全日制の普通科を設置しており、1973年の開校以来、地域社会に貢献する人材育成に努めています。

学校の概要

長尾高校は、枚方市北東部の丘陵地に広がる広大な敷地を有しています。特徴的なのは、敷地が4層構造になっている点です。上層部にはテニスコートなどの運動施設があり、その下層に校舎、さらに下層には体育館、そして最下層にはグラウンドが配置されています。このユニークな構造は、長尾高校の地形的な特徴を活かしたものです。

1998年からは、生徒の自主性を尊重する観点から服装が自由化されました。また、2003年には2学期制を導入しましたが、2010年からは再び3学期制に戻りました。

教育課程においては、生徒の多様な進路希望に対応するため、「カテゴリー制」という選択科目を設けています。これにより、生徒は自分の興味や関心、将来の目標に合わせて、幅広い分野の学習をすることができます。

2011年度には、専門コースとして「人文ステップアップコース」が設置されました。このコースは、文系大学への進学を目指す生徒を対象としており、学校設定教科「人文ステップアップ」を履修します。具体的には、日本史、国語、英語の演習や特別講座、そして「アドバンスト」と呼ばれる学校設定科目が用意されています。

沿革

長尾高校は、1970年代の高校生急増期に対応するため、枚方市で2番目の府立高校として1973年に開校しました。

1973年：大阪府立長尾高等学校が開校
1975年：校歌制定
1983年：上海より中国使節団来校
1991年：4週6休・5日制の指定校となる
1993年：府立高校初の北海道修学旅行を実施
1998年：服装自由化を実施
2000年：科目講座「情報」が加わる
2003年：2学期制を実施
2010年：再び3学期制を実施

アクセス

長尾高校へのアクセスは、京阪バスの「ポエムノール北山」停留所が最寄です。

関連情報

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