大館市立第一中学校

大館市立第一中学校

大館市立第一中学校は、秋田県大館市にある市立中学校です。通称は「一中（いっちゅう）」として親しまれています。

概要

本校の学区は、大館市立桂城小学校、城南小学校、城西小学校、上川沿小学校の4つの小学校区にまたがり、大館市中心部の旧市街地を含んでいます。この地域は、県立大館鳳鳴高等学校、大館桂高等学校、大館高等学校などの教育機関に加え、市役所、裁判所、大館警察署などの公共機関が集まる、多様な顔を持つエリアです。商店街や住宅街、飲食店街、農業、工業など、さまざまな産業が共存しており、保護者の職業も多岐にわたっています。

地域住民の教育への関心は非常に高く、高校への進学希望率は98%に達しています。かつては1,500人を超える生徒数を誇りましたが、2006年度には600人を割り込む状況となりました。しかし、現在も秋田県北部で最も生徒数の多い中学校の一つです。

所在地

秋田県大館市北神明町10番1号

校訓

英知
友愛
忍耐

沿革

1947年（昭和22年）5月1日 - 北秋田郡大館町に大館中学校として開校
1948年（昭和23年） - 長谷川善四郎がデザインした校章「雪の結晶」を制定
1949年（昭和24年）1月 - 現在地に第一校舎が完成
1951年（昭和26年）
2月 - 大館町釈迦内村組合立大館中学校に改名
4月 - 大館市発足に伴い、大館市立第一中学校に改称
10月 - 校歌（作詞：村木清一郎、作曲：武田昭三）制定
1955年（昭和30年） - 正門完成
1960年（昭和35年） - インフルエンザにより1週間臨時休校
1965年（昭和40年） - 台風により校舎の一部が損壊
1969年（昭和44年） - 画家、山下清が来校
1973年（昭和48年） - 北校舎の階段が崩落
1978年（昭和53年） - 新校舎完成
1980年（昭和55年） - 上川沿中学校と統合
1983年（昭和58年） - 校訓「英知・友愛・忍耐」を制定
1987年（昭和62年） - 校舎前庭のアスファルト舗装
1989年（平成元年） - 第一体育館にサーモンのレリーフが完成
1991年（平成3年） - 台風19号により第二体育館の屋根が損壊
1997年（平成9年） - 創立50周年記念式典挙行
2011年（平成23年） - 武道場完成

一中五大祭

本校には、以下の5つの主要な学校行事を「五大祭」と呼ぶ伝統があります。

1. 体育祭
2. 合唱祭
3. 一中祭
4. 結晶祭
5. 卒業式

委員会活動

生徒会活動の一環として、以下の委員会が活発に活動しています。

風紀委員会
学習委員会
集会委員会
美化委員会
図書委員会
校外生活委員会
体育委員会
広報委員会(PR委員会)
保健委員会
給食委員会
ボランティア委員会
選挙管理委員会
雪の結晶委員会
生徒会執行部

部活動

運動部

野球部
陸上競技部
バスケットボール部
ソフトテニス部
卓球部
バレーボール部
柔道部
剣道部
サッカー部
水泳部

文化部

吹奏楽部
美術部
科学部
放送部

周辺施設

JR花輪線 東大館駅
大館神明社
常盤木町郵便局
大館市立城西小学校

著名な出身者

藤盛由果（アナウンサー）

関連項目

秋田県中学校一覧

外部リンク

公式ウェブサイト
虎兎の会（昭和40年度卒業生による同期会）
大館市教育委員会 - 一中紹介ページ

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