大館村

大館村（おおだてむら）

大館村は、かつて青森県に存在した村です。1889年（明治22年）に周辺の村々が合併して誕生しましたが、1958年（昭和33年）に八戸市に編入され、その歴史を閉じました。

沿革

大館村は、町村制が施行された1889年（明治22年）4月1日に、以下の村が合併して発足しました。

新井田村（あらいだむら）
妙村（たえむら）
十日市村（とうかいちむら）
松館村（まつだてむら）

これらの村が合併し、新たな村としてスタートを切りました。

しかし、その歴史は長くは続きませんでした。1958年（昭和33年）9月10日、大館村は八戸市に編入されることとなり、村としての形を失いました。

関連項目

小井川潤次郎：『大館村誌』（八戸市発行、1959年）を執筆した人物。
青森県の廃止市町村一覧：青森県における廃止された市町村の一覧。

参考文献

『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
『東奥年鑑昭和29年版』東奥日報社。
* 『青森県市町村合併誌』423頁「第三編 第一章合併に至るまでの経緯の概要及び合併当時の市町村の状況 第三節八戸市」。

これらの文献は、大館村の歴史や合併の経緯についてより深く知るための資料となります。特に『青森県市町村合併誌』は、合併に至るまでの詳細な経緯や当時の状況を知る上で重要な情報源です。また、小井川潤次郎が執筆した『大館村誌』は、地域に根差した貴重な記録と言えるでしょう。

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