大麗線

大麗線は、中国雲南省大理ペー族自治州の大理東駅から麗江市麗江駅を結ぶ全長162.4kmの鉄道路線です。

この路線は単線で電化されており、設計速度は120kmとなっています。2009年9月28日に開通しました。

建設は2003年に着工され、当初は2008年の開通が予定されていました。しかし、途中で電化路線への設計変更が行われたことや、禾洛山トンネルの建設工事が難航したことなどにより、開通が1年以上遅れることとなりました。

麗江駅からは、麗香線に接続しています。また、仁和駅と麗江駅の間は仁麗線、大理駅と大理北駅の間は大理北線で結ばれています。

この路線の開通により、大理と麗江という雲南省の主要観光地間のアクセスが大幅に向上し、観光客の増加に大きく貢献しています。

さらに、沿線地域の経済発展にも重要な役割を果たしており、地域住民の生活向上にも寄与しています。

大麗線は、雲南省の観光と経済を支える重要なインフラとして、今後もその役割を果たしていくことが期待されています。

大麗線の建設は、中国の鉄道技術の進歩を示すものでもあり、その後の鉄道建設にも大きな影響を与えています。

沿線には美しい自然景観が広がっており、車窓からの眺めもこの路線の魅力の一つとなっています。

観光だけでなく、沿線住民の生活を支える重要な交通手段としても、大麗線は大きな役割を担っています。

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