大龍寺 (新宿区)

大龍寺（だいりゅうじ）

東京都新宿区にある曹洞宗の寺院、大龍寺は、静寂の中に歴史と信仰が息づく場所です。山号を起雲山と称し、本尊には寶冠釈迦牟尼佛を安置しています。

歴史

大龍寺は、寛文元年（1661年）に、旗本である猪飼正景氏の発願によって創建されました。当初は本郷にあった草庵「住林庵」が移設され、甲府の興因寺十七世である大盛玄尊大和尚を勧請開山として迎えました。この寺は、小田原の大雄山最乗寺の孫寺であり、甲府の興因寺の末寺として、その歴史を刻み始めました。

境内

大龍寺の境内には、以下の施設があります。

本堂: 寺の中心となる建物で、本尊の寶冠釈迦牟尼佛が安置されています。
客殿・庫裡: 寺院の運営や、来訪者の対応に使われる建物です。
永遠の光　平和祈願永代供養塔: 永代供養を希望する方々のための供養塔であり、平和への祈りが込められています。
豊川稲荷分霊社・有縁無縁三界萬霊等供養塔: 豊川稲荷の分霊を祀り、有縁無縁の全ての霊を供養するための塔です。
月極駐車場: 参拝者や地域の方々が利用できる駐車場があります。

所在地

東京都新宿区原町２丁目６２番地

アクセス

大龍寺へのアクセスは、以下の通りです。

東京メトロ東西線早稲田駅：2番出口から夏目坂通りを上り坂方向に徒歩約6分。
都営地下鉄大江戸線若松河田駅：若松口から夏目坂通りを下り坂方向に徒歩約6分。

どちらの駅からも徒歩圏内であり、都心からのアクセスも良好です。

周辺情報

大龍寺の周辺には、早稲田大学をはじめとする学校や、歴史的な建造物も点在しています。また、夏目坂通りは、文豪・夏目漱石が晩年を過ごした場所としても知られており、歴史的な散策路としても楽しめます。

訪れる方へ

大龍寺は、静かで落ち着いた雰囲気の寺院です。日々の喧騒を離れ、心静かに過ごしたい時や、歴史的な場所を訪れたい時に、ぜひお立ち寄りください。また、永代供養や各種供養も受け付けていますので、ご希望の方はお寺までお問い合わせください。

大龍寺は、地域に根ざした寺院として、人々の心の拠り所となっています。その歴史と静寂の中で、訪れる人々は、心の安らぎを見出すことができるでしょう。

脚注

大龍寺は曹洞宗の寺院であり、坐禅会なども開催しています。
境内は静かで落ち着いた雰囲気なので、散策にも適しています。
最新の情報については、事前に公式ホームページ等で確認することをお勧めします。

関連項目

曹洞宗
新宿区の寺院
早稲田大学
夏目漱石

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