天保山大観覧車

天保山大観覧車：大阪のシンボル

天保山大観覧車は、大阪市港区の天保山ハーバービレッジに位置する、大阪を代表する観光スポットです。1997年7月12日に開業し、その高さは112.5m、直径は100mに達し、開業当時は世界最大級の観覧車として知られていました。現在は株式会社海遊館が運営を行っています。

概要

一周約15分の空中散歩では、大阪市街はもちろん、生駒山、明石海峡大橋、関西国際空港、六甲山といった名所を一望できます。夜間にはライトアップが実施され、その日の天気予報に合わせて色が変わるというユニークな演出が特徴です。以前は水銀灯とネオン管を使用していましたが、2014年12月20日からはLED照明が導入され、より細やかな表現が可能になりました。晴れの日は太陽、曇りの日は雲、雨の日は傘といった模様が浮かび上がり、訪れる人々を楽しませています。

ゴンドラは全60基あり、そのうち4基は床面が透明な「シースルーキャビン」となっています。スリル満点の空中散歩を体験したい方におすすめです。また、車いす利用者にも配慮されており、60基のうち3基は入り口の幅が広く、車いすのまま乗り込むことができます。

実は、横浜にあるコスモクロック21とは兄弟機にあたります。建設主や直径、定員が同じで、外見の構造もよく似ています。また、かつてお台場に存在したパレットタウン大観覧車とも、直径は同じですが、全高は天保山大観覧車の方が若干低くなっています。

歴史

1997年7月12日 - 開業
2000年4月 - 乗客300万人に到達
2002年7月26日 - 乗客500万人突破
2008年10月11日 - 乗客1000万人突破
2008年11月1日 - 乗客1000万人突破を記念して、「シースルーキャビン」を2基導入（後に8基に増設）
2014年12月20日 - ライトアップにLED照明を導入

長年にわたり、大阪のシンボルとして親しまれてきたことが、その歴史からも伺えます。

アクセス

Osaka Metro中央線 大阪港駅より徒歩5分

大阪観光の際には、ぜひ天保山大観覧車からの絶景をお楽しみください。

外部リンク

天保山大観覧車トップページ（泉陽興業）

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