天才てれびくんMAXの生放送

天才てれびくんMAX 生放送の歴史

『天才てれびくんMAX』は、長年にわたって子供たちに愛されたNHK教育テレビの人気番組です。番組内では、数々の生放送が実施され、視聴者参加型の企画や、てれび戦士たちのフレッシュなパフォーマンスが大きな魅力となっていました。本記事では、2003年度を除く、2004年度から2010年度までの生放送について、その歴史を詳細に振り返ります。

2004年度：Thursday Live - 海底ライブハウス「クラブチューリッツ」

2004年度の木曜日は、40分間の生放送「Thursday Live」が実施されました。舞台は、プラズマ界海底ライブハウス「クラブチューリッツ」という幻想的な空間。レインボー・ガーディアンズとアンダー・ワールド・ファミリーという対立する2つのグループがコーナーを担当し、番組を盛り上げました。司会は、前半は中学生戦士とベテラン戦士、後半は井出卓也、飯田里穂、前田公輝、村田ちひろの4名（稀にドランクザン望も）が務め、CGキャラクターのラビ4.8号がサポートしました。

主なコーナーは以下の通りです。

HAPPYサプライズ: てれび戦士が視聴者の誕生日をお祝いするサプライズ企画。
rarara○ラボ: ゲストを招き、作詞や早口言葉に挑戦する視聴者参加型企画。
天てれゲーム対決: 視聴者参加型のゲーム企画。「テレDenハンター」「テレDen絵スチャー」など。
MTK（ミュージックてれびくん）: 天てれおなじみの音楽コーナー。
天てれミニLIVE: てれび戦士によるライブパフォーマンス。
似顔絵コンテスト: 視聴者から寄せられたてれび戦士の似顔絵を紹介するコーナー（FAX番号間違いというハプニングもありました）。
来週・再来週の天てれガイド: 番組予告コーナー。
あなたが選ぶ ドラマ名場面集！: ドラマの名場面を紹介するコーナー。

2005年度：ユゲデランドからの生放送！

2005年度の木曜日は、ユゲデール王国の遊園地「ユゲデランド」を舞台に生放送が展開されました。司会は、前田公輝、ドランクザン望、飯田里穂、村田ちひろの中学生戦士が担当。TIMもほぼ毎回出演するようになりました。

主なコーナーは以下の通りです。

HAPPYサプライズ: 2004年度から継続。視聴者宅へのサプライズ訪問を実施。
ユゲトモ: ゲストを招いてトークやクイズを行うコーナー。「ユゲデール友の会」の略称。
あるある音頭: 視聴者から寄せられた「あるある」ネタを発表するコーナー。
不思議お調べ隊: 視聴者から寄せられた不思議な現象をてれび戦士が調査するコーナー。
お便り紹介: 視聴者から寄せられたお便りを紹介するコーナー。
今日の早口ことば: 早口ことばに挑戦するコーナー。
天てれミニLIVE: 天てれソングの生演奏。
なりきりジェスチャー: ゲストがジェスチャーで表現するものを当てるゲーム（第5回のみ）。
緊急特別企画！アニメのアフレコに挑戦！: てれび戦士によるアニメのアフレコ企画。
HAPPYサプライズ特集: HAPPYサプライズの特集回。
もう一度みたいあのシーン: 再放送的な要素を含むコーナー。

2006年度：ハッピー木曜！ - ユゲデガーデン

2006年度は、ユゲデール王国の庭園「ユゲデガーデン」からの生放送「ハッピー木曜！」。司会は井上マーと山口美沙が担当しました。

主なコーナーは「HAPPYサプライズ」に加え、「ハッピーヘッドライン」などの様々な「ハッピー」をテーマにしたミニコーナーが多数ありました。

2007年度〜2010年度：ウキウキ木曜！ - ウキウキパーク、ウキウキベース、ウキウキスタジアム

2007年度から2010年度にかけては、「ウキウキ木曜！」として、ナンダーMAXの遊園地「ウキウキパーク」（2007、2008年度）、「ウキウキベース」（2009年度）、「ウキウキスタジアム」（2010年度）を舞台に生放送が展開されました。司会は、ハリセンボン（近藤春菜、箕輪はるか）や、長友光弘、木下優樹菜など。毎年、様々な視聴者参加型企画やゲームコーナーが実施され、てれび戦士たちの個性あふれるパフォーマンスが番組を彩りました。 コーナー名も「ウキウキ」を冠したものが多く、独特の雰囲気がありました。各年度でコーナー内容は異なりましたが、「HAPPYサプライズ」は2007年度以降も継続して人気コーナーでした。

各年度の放送概要は以下の通りです。

2007年度: ハリセンボン司会。ウキウキにらめっこ、ウキウキコーディネートなど様々な「ウキウキ」冠のコーナー多数。「ウキウキマイタウン」などロケ企画も充実。
2008年度: ハリセンボン司会。ウキウキファン!たじー、ウキウキおしゃレスキューなど、視聴者参加型コーナーが特徴。「ウキウキモーニングエンジェル」などユニークな企画も。
2009年度: ハリセンボン司会。「お願いクッキングSHOW」、「さすらいのダンスバトラーRYOKI」など、新人戦士が活躍する企画が目立つ。「みのぽ〜のテラス」など、既存コーナーのアレンジ版も登場。
* 2010年度: 長友光弘と木下優樹菜司会。「ユッキーナの時間」、「みっポンの時間」など、司会者主導のコーナーが目立つ。

これらの生放送は、子供たちの参加を促し、番組と視聴者の距離を縮める役割を果たしていました。時代とともに変化を遂げながらも、常に視聴者参加型企画を積極的に取り入れ、子供たちに多くの思い出と感動を提供した、貴重な番組でした。

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